待ち箱ルアーの臭いは、どのくらいまで届くのかな？

大変良い質問だと思います。

あまり適当なことは言えないのであくまでミツバチの分蜂時の生態から考えた推測ですが、待ち箱ルアーやキンリョウヘンの匂いは、何キロも遠くに飛ばないと思います。(厳密には飛んでるはずですが薄くなりすぎる)

その代わり、ニホンミツバチがあちこち飛び回って営巣場所を探しています。

分蜂するのは数百メートル以内が多いのですが、それでも営巣に適した小さな出入り口と適度な大きさのある空間を探すのは並大抵のことではないはずです。

待ち箱ルアーとキンリョウヘンの誘引成分はミツバチの集合フェロモンです。新しい巣を探して飛び回っているときに、巣の場所を探している探索蜂が待ち箱ルアーにある程度近づくことがあるので、その時に匂いに気づくと考えられます。

そこから先は、他の候補地との比較検討が行われて、選ばれれば群れが入居します。

管理人さんの回答の通りだと考えます。適当なことは言えませんが、探索バチが近くに来ているならばかなりの確率でルアーを着けている巣箱に入居します。探索蜂をよく見ていると最初は薪小屋の木の節の丸いのを穴かと思いこつんこつんと当たっていますが、最後にはルアー・キンリョウヘンのついた巣箱に住もうかな？どうしようかな？と巣門より出入りを始めて１日～３日くらいして、巣門に横一列に10匹ほどが並んでいたかと思うといなくなります。その後１０分から２５分後（１回は４５分後があります）に分蜂の群れが空を覆いながらやってきます。感動の瞬間ですね。頑張って下さい。

一昨年のことですが、私の待ち箱に探索蜂がやって来た頃にちょうど回覧板を持っていく先の隣人さんから待ち箱ルアーを頼まれたことがありました。

ルアーが到着してすぐに隣人さん宅に届けたところその日の午後に隣人さん宅巣箱に入居があり私の待ち箱は待ち惚けとなったことがありました。

隣人さんの待ち箱も十分魅力的であったと思いますが私の自宅と隣人さん宅は約５０m離れていますのでこの範囲内の探索蜂はルアー香に誘引されたものと考えます。

昨年は隣人さん宅ではなく私の待ち箱に入居しました。昨年待ち箱ルアーは入居した後に届きました(笑)