投稿日:2018/8/9 16:01
ネットで調べても本を読んでも、巣門は南向きというのが当たり前の記述になっていますが、本当にそうなのでしょうか?そもそも、南向きの理由は冷たい北風が巣門から吹き込むのを避け、冬場のお日様の温かい日差しを巣門から取り入れるのが理由だと思っています。
しかし、南半球での養蜂はさておいて、日本でも富山は冬に冷たくて強い南西の風が吹きます。地形的に冬に北風は吹きません。なので、富山の農家の屋敷林は南側と西側に杉の木を密植し、南西の寒風を遮る仕組みになっていました。寒風を防ぐためには巣門はむしろ北東側に向けた方が良さそうです。
また、冬のお日様の日差しが巣門にと言われても、そもそも北陸の冬で日差しがさす日なんてほぼありません。(月に3~4日?)であれば、どっちの向きを向いていてもあまり関係ない気がします。
来年の巣箱の向きは、巣門を北東に向けて、南西側に建物がある配置が良いのではと思案しています。それだと、夏も日の出の時だけ、巣箱にお日様が届きますし・・・。
そこで質問です。日本海側などで養蜂されている方々などで、巣門は南じゃない方が良いと思われる方など、地域の状況について教えてください。絶対に南という方もご意見よろしくお願いします。
toyama38 さん こんにちは
海岸から200mほどの、風に吹きさらしのソテツの穴に作った自然巣は、西向きでした。
このように、制限された条件下では、原則どおりはありません。
「家は南向きをもってよしとする」原則も、富山の家の一部の建築事情では異なると同様で、巣門は必ずしも南向きでなくても構わないと思います。
ただ、教科書やテキストでは、全ての地域事情や特殊な条件を全て盛り込むことは、不可能なため原則を記述するに留めます。
また、「巣門は南向き」は評価の基準のようなものだと思っています。評価の基準がないと、問題を論じることができません。
私は、巣門の向きと同時に以下の図のように、ハチ場における巣箱の置き位置(ポイント)も大事だと思っています。ただし、大多数の方が、畑や自宅の庭といった制限された条件下での飼育を強いられていることから、これも別の意味で「巣門は南向き」原則と同じかもしれません。
真ん中の図の位置が理想ですが、実際は樹木の生長や伐採その他で、こんな風に行きません。
2018/8/9 17:54
toyama38
富山県
2018年4月から自宅で日本みつばちを始めたばかりの初心者です。 農地と住宅が混在した地域です。近くには大きな公園があります。 2019年からは巣枠式でも飼育を...
山田さん 図まで入った分かりやすい説明をありがとうございます。
夏の日陰と冬の日当たり、なかなか両立は難しそうですが、いい場所がないか探してみます。
2018/8/10 07:20
toyama38
富山県
2018年4月から自宅で日本みつばちを始めたばかりの初心者です。 農地と住宅が混在した地域です。近くには大きな公園があります。 2019年からは巣枠式でも飼育を...
幕僚長様 ありがとうございます。現在の2群はどちらも南向きにしていますが、周りの樹木の影響もあって、出てから直ぐに急旋回して北方向に飛んでいきますので、来年はいろいろやってみようと思います。
2018/8/11 09:54
toyama38
富山県
2018年4月から自宅で日本みつばちを始めたばかりの初心者です。 農地と住宅が混在した地域です。近くには大きな公園があります。 2019年からは巣枠式でも飼育を...
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせながら、良い方向...
西洋ミツバチ飼育が基準に「南向き」と思っています。
擬人化した見解からとも考えられ、野生の日本ミツバチには、教科書通りが「正解」とも言えないと考えます。
そもそもで、「正解」ってのはないでしょうが。
北向巣門でも自然入居することや、山田さまの報告通りに西向き営巣も有りますので、風土や環境に合わせれば良いかと考えます。
2018/8/10 23:34
幕僚長
大阪府
ミツバチ保護をもっと多くの方にご理解頂けるように頑張ります。