ニホンミツバチ
メントールの効果と冬場のスムシ発生について。簀の子の隙間が全て蜜蝋で覆われてミツバチが簀の子上部に通えません。
投稿日：2018/8/18 23:21
鋭治(鈴木鋭治）です。
皆さん いつも詳細かつ暖かいご教授をいただきありがとうござます。
今回私の飼育中日本ミツバチの巣箱 簀の子と最上段の状況から問題点と対策をご教授頂けますと助かります。
状況は
簀の子と巣最上段にミツバチが通う空間が無いことにきずきました。蜜蝋で簀の子の隙間が全て覆われており、簀の子上部にミツバチが居ません。 従い簀の子上部に設置したメントールが気化しても巣の下(床板)方向へ流れ落ちていないようです。
毎回のメンテナンス時も簀の子上部にミツバチが居るのを見ていません。
次回メンテナンス時写真を添付させて頂きます。
今後冬場のスムシ発生が心配です。
今後の対応を御教授いただけますと助かります。
回答
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ハッキリした原因はわかりませんが、ミツバチが隙間を埋める原因として、「光を嫌う」「刺激物を嫌う」が考えられます。
鋭治さんのケースでは後者の状態が考えられます。メントールガスが濃すぎるか、多過ぎる為ではないでしょうか。
①メントールを慣れる迄少量づつ入れず、一気に入れていませんか？
②この時期メントールは大量に気化します。巣箱内空気の熱気上昇でメントールガスが簀子上に充満していませんか？
＊暑いこの季節はメントールが気化し過ぎたり、場合に依っては液状になり、ミツバチに有害な状態になる場合があります。処方を中断するか、巣門枠部分に置いて巣箱内の上昇気流を利用する。
＊塞いでしまった簀子の隙間は、必要ならミツバチが自ら齧って開けます。
