昨日から晴天の無風状態の夜間は放射冷却効果で気温が急激に低下(最低気温5.2~5.7℃)してきました。まだ気温の急激な低下には慣れていないミツバチ達は巣門前の発着台から身動きできずに横たわっています。これ等を放置しておくと低体温の仮死状態から死に至ることになります。それ等を見つけた場合には掌にそっと移して優しく息を吹きかけます。やがて触角や肢がピクピク動き出すので更に息を吹きかけていると身体をむっくりと起こし翅を小刻みに震わせるようになります。しばらくして掌を這いまわり、時には服と掌を何度も飛び移り、やがて空中に飛び立つと私の身体を幾周か回ってから上空に飛び立つ者と巣門に飛び込む者に分かれます。早い場合には2~3分で長い場合では30分ほどで完治しました。