7/26 7/19に第二分蜂した元巣(17A)から14時頃に久しぶりで時騒ぎがあり、収容済みの第二分蜂群(17B)でも何かしら騒がしいようでした。周辺を観察しても何ら異常は無かったのですが、元巣の底板金網の下に蜂玉ができつつありました。
10分程で周辺は落ち着きを取り戻しましたが底板下は静けさを取り戻すのに半時間ほどかかりました。
右後方は第三分蜂群を収容予定の重箱です。第二分蜂の時には近くのやまももの木に蜂玉ができましたが、今回は底板の下のみでした。底板を引出して収容箱の底に近づけるとほぼ全量が移動したはずでした。ちらっとですが女王蜂も見えたように思います。ついでに撮影すると???
全て入った筈の箱は空っぽでした。どこかに飛び立った気配はありませんでした。元巣の底板を戻す際に撮影してみると7/19の第二分蜂直後より蜂数が増加しています。第三分蜂したので相当の蜂数が減少しているだろうと覚悟していたのに訳がわかりません。
7/19 第二分蜂直後の元巣(17A)内検画像
7/23 3日前の元巣(17A)内検画像
7/26 第三分蜂直後の元巣(17A)内検画像
第三分蜂群の収容作業をした重箱は元巣から70~80㎝離れた所だったので、知らない間に元巣に帰ってしまったとしか考えられません。まさか第二分蜂群(17B)からの逃去かと不安がよぎったので内検をしたところ蜂数は前回と変化ありませんでした。
7/26 第二分蜂群(17B)内検画像
このような状況から何があったのかと今後どうすべきかをお教えください。
①もともと第三分蜂ではなかったのかも知れない。
②このように分蜂群が元巣に戻ることはあり得るのでしょうか。
③明日にでも第三分蜂の本番があるのでしょうか。
④今後の対応は何をすればよいのでしょうか。
第三分峰を予定していなかったので廃材を集めて重箱一段と巣門枠の二段重ねで急遽収容箱を作成したのが今回の失敗の要因かも知れません。明日にも再度分蜂があり得るなら杉材が無いので夜鍋をしてベニア合板の仮重箱を作成する予定です。
第二分蜂時に集合したやまももの木に集合板を取り付けました。同時に収容箱の内部にも蜜蝋を処置しました。慌てての投稿をご容赦ください。
追加情報:7/26の朝がたメントールの補充点検時に上蓋を開けると、以前に盛上げ巣ができていた所がやけに賑やかで、潤いのある淡い黄色からカラカラの白っぽい状態に変り果て、多数のみつばちが蜜を吸い取っていたようです。目が合うと「何か?」と言っているようでした。今思えば、これは分蜂の準備であったのかもしれません。
今 空の収容箱を見ておかしい事に気がつきました。簀の子と金網の取り付け順序が逆になっていました。これでは分蜂群でなくとも落ち着けないのは当然です。一縷の望みにかけて今からでも修正してきます。よほど慌てていたようです。
第二分蜂の参考飼育日誌: https://38qa.net/blog/4830
---------------------- 2017.07.27 (以下追記)----------------------
今か今かと朝から夕刻まで時間のある限り観ていましたが、次の画像のように昨日の蜂玉の1割程度しか形成されずに不発でした。時騒ぎのような騒ぎは無く13:40がピークでした。
昨日に収容失敗した重箱を柿の木の下に放置してありました。17~18:30に雄蜂5~6匹と働き蜂3~4匹が巣門を出入りしていましたがやがて飛び去っていきました。巣箱を物色していたのかも知れません。明日はストレートで入ってくれればお互いに楽なのですが。
---------------------- 2017.07.28 (以下追記)----------------------
放置中の重箱を今朝方見に行くと、収穫箱の中に24匹の雄蜂と同数の働き蜂の死骸を確認しました。待ち箱作成に当たって杉板が不足しているためにベニア合板を使用したのがいけなかったのか、それとも収穫箱の上に板を渡して重箱を置き巣門直下と収穫箱のスペースが20㎝ほど開いていたのでトラップ状態となったのかは不明です。せっかく巣箱を物色していたみつばち達がいたにもかかわわらず、理由はともあれこのような事態となって可哀そうなことをしてしまったと反省しています。