投稿日:2018/12/10 19:02
通常、蜜源に対して、過剰の飼育群を配置すると、過剰分だけでなく、その飼育場所の、全ての飼育群に影響があるとも、言われています。
また、アカリンダニの防除について、過日の京都における研究大会で、今後の指針の一つとして「一カ所の飼育密度を抑えて分散飼育する」ことを、発表者の方が提言されたことを知りました。
❶通常において、一カ所の飼育密度と分散飼育について、具体的な目安のようなものはありますか?
❷アカリンダニ防除のために、京都の研究大会に於いて、発表者から「飼育密度」と「分散飼育」について、具体的な数値は示されましたか?
以上よろしくお願いします。
こんばんは。
今まで、1か所で1群から6群まで置いたことがあります。緑豊かな高原地帯で
も何でもない畑地に、ところどころ針葉樹の林があったり雑木(常緑及び
落葉広葉樹)があるところです。このようなところでは、3群が限界です。
子出しが起きたり巣の伸びが違ったり蜜源の取り合いになってしまい、弱い
群れは弱く倒れていきます。
また、京都の研究会でアカリンダニについて坂本先生から発表がありました
が、17年に終息したようであったが18年にアカリンダニ感染群が多くみら
れるようになった。
その原因として感染群の他所からの移動によるところが多いに疑われ移動を
行うときは、感染の有無を調べてから行うべきとの話がありました。
アカリンダニ防除のための飼育密度と分散飼育の関係は話はなかったように
思いましたが。
山田さんこんにちは
私の群での 話をします
現在8箇所で 飼育群がいます
7箇所は 1から2群 で、 一箇所が この春 5群になりましたが 、秋に 一群がアカリンダニで 消滅、一軍が スズメバチで逃去。
現在 消滅群から 感染しただろうと思われる3群が 治療中です
この三群は 三角形で一辺が10 M ほどです
また 昨年 感染地域の 群は やはり 3箇所で感染 がありました。
何群が適正かについては非常に難しいですがですが 、生き物なので 食と住が いりますね
住は何とかなっても 食は 自分ではどうすることもできませんので 蜜源がたくさんあれば 数多くの群が生息できると思います
しかし現実は非常に厳しいと思います また 病気やダニの問題で 多くのトラブルを抱えていますね。!
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
2018/12/10 19:50
kuni
三重県
重箱式・フローハイブ・巣枠式楽しみながらやっています。 課題は夏分蜂をいかにして乗り切り秋まで維持できるか。重箱では、4段の少数 段で採蜜をローテションを目指し...
2018/12/10 20:32
ポチ
長野県
会社員 男性 妻子有り
2018/12/10 23:55
國高
徳島県
2014年から始めました。山に囲まれていますので、主に自宅周辺に巣箱を置いています。ニホンミツバチと共に豊かな自然環境になることを願っています。
2018/12/11 22:43
wild bee
兵庫県
初めは陶芸目的で山へ 、そこで 日本蜜蜂と出会いました 。しかし3群同時消滅という 衝撃的なことが起こり なぜこんな山奥で こんなことが起こるのかと !!そこか...
2018/12/12 16:01
ネコマル
愛知県
ニホンミツバチはペットではありません。2016年春の分蜂終わった時期外れの6月に待ち箱ルアーを初設置、入居確認は10月で蜂群規模から8月か9月に入居したのでしょ...
2018/12/10 22:43
ヒロパパ
宮崎県
宮崎県中央で趣味の養蜂を楽しんでいます、養蜂歴は十数年(仕事しながらの養蜂歴が長かったです)、退職してから本格的に始めて数年です。養蜂の先生は久志富士男さん(書...
2018/12/11 12:50
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせながら、良い方向...
ハッチ@宮崎さん
いつもの、素早いご回答ありがとうございます。
九州の内陸部は、アカリンダニと無縁かと思いましたが、ついに飛び火しましたか、
一カ所3群が適正目安ということですね
私たちの、一番最初に家畜衛生保健所の病勢鑑定の結果、アカニンダニ寄生群と判定されたものは、1群のみでした。この1群はアカニンダニ全ての症状が出現し、重い症状でした。にもかかわらず、同じハチ場の後の3群は白の判定でした。その後も、他の3群には、症状が現れることはありませんでした。
その後は、2群配置のハチ場で、両方とも念入りに防除体制を敷いたような気がしたのですが、両群とも罹患 まったく分かりません。
環境悪化で、ハチ場を縮小し、過密配置になりがちですが、もっと少なくする必要があると反省しています。
2018/12/10 20:32
1圀高さん お早うございます。
「その範囲にいる他者の飼育群や野生群がどの程度いるかの把握無くして一人の飼育者がどれだけ飼っているかなど意味の無いことと思える」
以上の御意見、もっともだと思います。
上記の回答になるか、はななだ、心もとないですが、私は以下の理由から飼育密度と分散飼育について、質問させていただきました。
❶アカリンダニの防除について、過日の京都における研究大会で、今後の指針の一つとして「一カ所の飼育密度を抑えて分散飼育する」ことが、提言がされたこと
❷実際に、私のと6ケ所の相棒と私のハチ場において、数年飼育した結果が、一つのハチ場に置く巣箱の数が少ないほど、強勢群の生まれる率が高い傾向があること(母数が少ないと、とらえることも可能です)
❸自然界における、公表された野生の群れの推定値は、自然(例えば自然保護区)と農業地帯の両方で1平方メートルあたり0.1から7.7群あるいはそれ以上であると言われています。(海外の西洋ミツバチの研究者による欧米の野外での研究結果で、日本ミツバチの分布調査ではありません)
これから、飼育下では、程度の差はあれど、自然界と比べ全て過密と思われます。
❹在野のミツバチ研究の先駆者、久志氏は、その著書において「ハチ場に一つも強勢群がいなくなったら、飽和状態とみてよい。ハチ場の群れの数を飽和状態の3分の2程度に制限するのが良い」と述べています。
❺巣の中の雄バチの50%、働きバチの5%は、よその群から迷い込んだハチだという研究があるそうです。アカニダニの水平移動につながると考えられます。このことから、野生のミツバチや、他の飼育者のミツバチだけてなく、一つのハチ場の絶対的な密度も、問題かと考えています。
問題解決には、皆さんの、より多くの問題の背景説明と条件に加え具体的な事例が必要です。できれば、それに具体的な数値を伴うと、より客観的な評価につながるような気がします。
長くなりましたが、これが今回の問題提起の背景です。
2018/12/12 06:30
yamada kakasiさん、こんばんは。
yamadaさんの研究熱心さは驚きとともに頭の下がる重いです。しっかりした思いがあっての質問だとよく解りました。
アカリンダニの件は坂本先生の講演であったと思いますが、時間も押しているなかで先生が一人でスケジュールを吸収されようとして少し急いだ内容のなかで地域間の移動は避けたほうがいいというのが記憶にあります。
>公表された野生の群れの推定値は・・・・0.1から7.7群あるいはそれ以上であると言われています。
よく解らない..と言っているように聞こえます。
>久志氏は、・・・飽和状態の3分の2程度に制限するのが良い」と述べています。
飽和状態とはいくらなのか、久志氏は「我が家にミツバチがやって来た」のなかで「30群が限界のような気がする」と書かれています。それからすると20群までは大丈夫になりますね。
巣箱によその群から迷い込むにしても、他の地域から持ち込まなければダニの進行は遅く密度よりもある程度の距離の飼育者同士の群れのやりとりが危険なのではと思います。メントールで予防しなければならない飼育者からの移動は特に気を付けるべきだと思いますがどうでしょうか。
2018/12/12 21:38
しっかりした思いなどなく、ほとんど思いつきで質問しています。(^^;)
それゆえに、質問はできますが、國高さんの今回の質問に、ご満足いただける「回答」のようなものは、残念ですが提示できません。お手上げの状態と御承知ください。
ということで、今回も参考資料、傍証と言ったものの提示に代えさせていただきます。(部分抜粋は、前後の文脈が中断されることから、本来の意味を損ねる場合もあります。原典を参照してみてください)
「蜂から見た花の世界 」佐々木正巳 著 海游社 p341より
『養蜂家が1ケ所に多くの群を置きすぎると、周りに花が咲いていても、すでに採られてしまって「蜜枯れ」の状態となってしまう。蜂は遠くの花を求めざると得なくなり、燃費分の消費が多くなる。エネルギー効率を重視する蜂にとっては辛い状況』
図12 蜂群の配置と採餌圏の広がりとの関係
2018/12/13 07:06
亀レスになってしまいましたが、下の写真をご覧ください。
徳島県のある地域です(場所に意味はありません)よくある山間の集落です。同心円は500m、1km、2kmです。通常集蜜範囲を500mだとするとその先の500mからも来ますので、1kmの範囲の群れが蜜源を共有していることになりませんか?
地図を拡大してみるとミツバチが生息していそうな谷やお墓、神社、お寺、祠、農作業小屋、山の小屋、大きな木、他の飼育者..プロットしていくとすぐに100カ所を越えます、範囲を2kmまで広げるとさらに多くのポイントが入ってきます。昔からポリネーターとして野山を育んできたニホンミツバチがたくさん居るだろうと思います。
この中心に3群であろうが10群であろうが大きな差異は感じられません..というのが私の感想です。
車で少し走ったところに小さなダムがありましてダム湖の周囲に山道があります。2~3mの高さの擁壁の上に転々と縦型巣箱が置いてあります。500mくらい走りながら見ていくと10個くらいに営巣してました。道は反対側にも伸びダム湖の向こう側にもあります。こうしてみると思ってるより多くのミツバチの群れが生息しているように思えてきます。もちろん地域によって大きな違いはあると思いますので一例としての話です。
2018/12/15 05:38
地図を介しての詳しい説明ありがとうございます。
例によって、傍証と参考図書の抜き書きしか提示できませんが以下のとおりです。
私も場所や地域は異なりますが、飼育群では、500mの同心円上の1ケ所のハチ場に、30群前後(分蜂期最盛期と越冬後の数が異なります)、また2kmの同心円なら50~60群前後(同上)の存在を確認しています。
また、自然群では
日本ミツバチの研究者 菅原道夫氏の著作「ミツバチ学」P31では
高密度で巣が存在した例として
❶大阪府の寝屋川市にある墓地(30m✕30m)巣は7個
❷枚方市の水路の面したブロックの中に作られた巣 ブロックのスキマに12個
の2例をあげています。
同氏の著述には、❶の例に沿った以下のような記述も見られます。
『・・・西洋ミツバチの研究では「蜜源の競合を避けるため、分蜂群は簿群から100~400m離れて作られるのが多い」とされています。この墓地の巣では、母群と考えられる大きなお墓の巣から分蜂した6つの巣は10m以内にあり、一番近い巣は母群から3mです。セイヨウミツバチの研究から得られた結論には合いません。』
前後の文脈との関連が断絶しています。正確で、詳しくは原典をご覧ください。
だだし、ここでは蜜源の濃淡(食糧)と巣群との関係については記述はされていません。また集密集餌活動は、エネルギー効率と関係します。遠くへの集餌活動は、集める餌に対しての自家消費の割合が多くなります。
2018/12/15 09:52
山田さんこんばんは
定量的で正確な 調査は 今まで誰もすなわち学者も 研究者も国も どこも調べたことはないのではないでしょうか
また私は素人ですが、 素人の立場で すなわち飼育者 あるいは管理者の 立場として、 仮に日本ミツバチが減少しているならば 守りたいと思っています
またこのサイトに集まっている多くの皆さんはそうではないでしょうか
現状では ニホンミツバチに対する国や行政の関心 また研究者、学者の少なさ を考えると、 私たち 愛好家の 情報交換が大変重要だと 思われます
そしてその中で より良いと思われることを 伝えあって 実践していくことではないでしょうか
そうする中で 様々な 私達の 経験則が 大きな 影響を持つようになってると思います。
昨今の日本ミツバチブーム その影響がどのように 出るのか分かりませんが この日本列島のゆたかな緑を 作ってきたミツバチたち、 是非残っていってほしいものです
山田さんがどこかで 言っておられましたが 九州では熊がいない そうですね
消滅したと言われています
今は四国で 熊がいるかどうか そのようなレベルだそうです
熊とは一緒にできませんが 、熊もミツバチも そうなって欲しくないです 。!
長文になりごめんなさい‼️
2018/12/12 20:25
ご存知のように、ニホンミツバチは野生のミツバチで、人の世話なく生きて行くことができます。
したがって、アカリンダニに感染するまでは、待ち箱を設置(5段)し設置した場所の方に入居を報告していただき、秋に採蜜に回る程度の関わりの養蜂と言えないような蜂飼いでした。
しかし、近年アカリンダニに感染しメントールの施設、サンプル蜂の捕獲に2ヶ月に一回程度、家主との交流を楽しみに回っています。
私は、このQ&Aの皆さんのように、底板の掃除や防寒などは行いません。
巣箱を訪れたとき行うのは、巣箱の底から写真を撮って群れの勢いを見るのと、サンプル用の蜂約30匹の捕獲、蓋を開けてメントールの補充です。
巣箱6段の内5段いっぱいになり、スノコの隙間から見て巣板に蓋がけされていれば、2段の採蜜を行います。
2018/12/16 22:34
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせながら、良い方向...
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T.N11
大分県
里山の一軒家で田舎暮らし、家庭菜園を楽しみながらミツバチ達と遊んでいる。
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國高
徳島県
2014年から始めました。山に囲まれていますので、主に自宅周辺に巣箱を置いています。ニホンミツバチと共に豊かな自然環境になることを願っています。
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國高
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wild bee
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小山
京都府
野生の二ホンミツバチが好んで営巣する、樹洞や民家の床下の環境に出来るだけ近い巣箱の製作を心がけ、二ホンミツバチに快適に営巣してもらえるように日々努力しています。...
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2018年から始めようと思います。 未経験者です。
小山
京都府
野生の二ホンミツバチが好んで営巣する、樹洞や民家の床下の環境に出来るだけ近い巣箱の製作を心がけ、二ホンミツバチに快適に営巣してもらえるように日々努力しています。...
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