4/16の分蜂群が7/10、7/19、7/28に夏分蜂を3回し、その後無王群となった飼育群の経過です。
8/20 内検状況です。
9/3 底板にスムシを初めて確認、数日前から黒くて小さい糞?状の物体が点在するようになっていました。
9/12 ようやく最高気温が30℃近くに下がってきたにもかかわらず底板の金網から漏蜜が、隣の分蜂群から元巣へ舐め取りに来ていました。4日目にはブロックの上が元どおりに乾燥した状態までに舐め取られていました。近くの花々には訪花することは滅多にありませんが漏蜜には8mの近距離でも速攻でした。
9/14 漏蜜がおさまってきたのでカメラをラップにくるんで撮影すると巣落ちしていました。
巣落ち防止棒に引っかかっていた巣板を撤去しました。蓋のされていない蜜がテカテカと光っていました。雄蓋が多数見えました。
9/16 気温が高いけれども採蜜を決行しました。初めての採蜜で手順を飛ばしてしまいました。簀子下をワイヤーで切らずに持ち上げたので断面がでこぼこに、巣板は7枚中4枚が落下していました。
2段目の上側も同様の断面でしたが撮影し忘れていました。簀子上下部分のみお皿で撮影してみました。
元気な群であれば不要な巣板をミツバチ自身がかじって落とすようですが、スムシが浸食すると巣落ちすることを経験しました。
タマネギネットに入れて垂れ蜜を8.4kg採取できました。糖度計は持ち合わせていませんが、さらっとしていて糖度は低いようです。全量の2/3を取り敢えずは瓶詰めにし、残りは除湿剤にて糖度を上げている最中です。
残りの巣板3枚には黒光りした働き蜂がしがみついています。巣箱はスムシで穴だらけになりそうですが最後まで巣箱を利用してもらうつもりです。巣板には二ケずつ産み付けられた卵が確認できました。9月に入ってから花粉の搬入が再開(3匹/分のペース)していて復活も夢見たのですが、これは雄蜂のためだったようです。