朝6時17分 森に入った。
今日は3月30日なんだ~~、じきに4月だからとっくに春になっていたのだ!
ちょっとも寒くない。
もっとも高い所に蜂球を作った分蜂群をどうしようかと一晩中寝ながら考えていたのだ!
緊張している時には寒さなんかは忘れている。
分蜂したのは昨日の午後2時過ぎだから朝早く来てもとっくに飛び去ったかも知れない。
ところが~~~~、まだ居る!
一晩どころか2晩でも動かない時もあると聞いていたので、もしやと期待して青竹を積み込んだ。
軽乗用車でどうやって長い竹を運べるか?
二つに切って現場で繋ぐことにした。
切りたての青竹は柔らかく竹の中には芯棒を入れて固定したがすぐに割れてしまったのでガムテープで固定した。
6mの長さで先端に巣箱を固定して持ち上げるだけで相当の重量がある。
万一、蜂が入ってしまったら更に重くなるので下ろす時には困るだろうな~~
7時34分 箱の中へ登らない。
この状態で下から刷毛の代わりにたも網で中へ入るように押し込み誘導したが、まったく動じない。
7時59分 押し込みしても入らないので強制するのは止めた。
蜂球に接して重箱があるのだから、気にいれば、待ちくたびれれば入るかもしれない。
後は蜂の選択に任せよう。
この後は森の整備・片付け作業に没頭する。
ところが師匠が来てくださったので、再び対策会議を行った。
高梯子も無い事だからこれで良しとした。
9時51分 まだ入らない。
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師匠と二人で下から眺めてはみつばち談義に花を咲かせていたが、いつまで経っても動きは無い。
では、師匠の畑の群を見てきましょうと二人で森の外へ出た。
菜の花が咲いていたり大根の花が畑に咲いている。
日本みつばちはポツンと1匹だけ発見した。
師匠の群は今日は分蜂が無い。まだ今年は始まっていない。
そんなこんだで15分位話し込んで師匠をお見送りして別れた。
10時6分、森に入ってみると、、、、、なんと、、、、居ないではないか!?!
捕獲するのは諦めていたがどちらの方向へ飛んで行くのかぐらいは見たかった。
一巻の終わり