開放巣の取り込みが成功した様です。
先月に質問を投稿した際には温かいお言葉と助言を頂き、ありがとうございました。
あの後、取り込みに多少ミスがあり居着くか解らなかった為、書き込みを控えていました。現在は営巣が続いている様ですのでこのまま越冬になりそうです。
先月22日(日)、雨の中での取り込みとなりました。取り込みは晴れの方が良い様ですが、翌日には台風上陸だった為、半ば強引に決行しました。残念ながら写真はありません。お恥ずかしい話ですが、私が刺さないと解っているハナアブですら逃げだしてしまう蜂類恐怖症で…蜜蜂が飛び交う取り込み作業には近づけませんでした。すみません。なので、取り込みについては主人からの伝聞になります。
作業開始は午後3時頃でした。
手順は
・不要な枝を落とす
・巣を大きなビニール袋で覆う
・炭酸ガスを注入
・蜂を袋に落とし入れる
・営巣している枝の根元を切る
・枝ごと巣を巣箱に入れる
・箱の外側から枝をビスで止める
・蜂を巣箱に入れて蓋をする
以上でした。
まず枝を落としましたが、雨の為か蜂たちはあまり飛び交う事はなく、順調に進みそうだと思った矢先にトラブルが発生しました。
炭酸ガスを1缶しか用意しなかったので全く足りず…袋で覆い被せたまま枝を持って根元をカット。そのまま袋ごと巣箱に入れて枝をビス止めして袋だけ抜きとり蓋をしました。しかも袋ごと巣箱に入れる際、手が滑りビニール袋の中に巣が落下…巣の下部分が壊れましたが、後戻りなど出来る筈はなく、スピード勝負とばかりに作業を終えた様です。
…ここまで読んで驚く方がいると思います。私も余りの強引さにびっくりしました。でも成功しました。成功した事がさらに驚きです。取り込み方法として決してお薦めはしません。あくまでも取り込み例として正直に報告しました。
取り込み直後は巣があった枝元部分に握り拳大の蜂球が2つあったのですが、少しずつ巣箱へ移動。ほとんどの蜂が巣箱に入る頃には暗くなっていました。
翌日は台風上陸。雨と強風で蜂はほとんど出入りがありませんでした。その後も雨が続いてほとんど出入りが無く、3日後の晴れの日。蜂が頻繁に出入りし、足に花粉を付けて帰ってきた蜂が見られました。只、出入口がない開放巣に慣れていた為か、巣箱にたどり着いた後、しばらく壁をさ迷う姿が見られました。
その後も花粉を持ち帰る蜂が見られ、巣門に慣れて壁にいる蜂がいなくなり…主人が巣箱の中を覗くと巣が大きくなってきているので営巣が進んでいる様です。
今後は防寒対策をしつつ、春の分蜂に向けて巣箱の準備をしたいと思います。