2018/2/27の質問『待ち箱ルアーの代用としての蜜蝋キャンドルを灯して使ったことがありますか』(https://38qa.net/33358) への回答でご紹介した「太陽光蜜蝋融解装置」について、今シーズン(2018年)の結果を報告します。
今年の捕獲群のうち、どれが純粋にこの装置の効果によって捕獲できたものなのかの厳密な検証はできませんが、結果として過去最高の捕獲実績(待ち箱50か所のすべてにこれを設置し、4月~7月の3か月で17群。入居率は34%ほど)となりました。昨年に較べてほぼ倍増でした。待ち箱ルアーとの併用箱もあるため一概には言えませんが、当装置のみ・ルアー無しでも8群入居していますので効果ありと考えて良いと考えています。この好成績には他の環境要因もあるのでしょうが、とにかく捕獲できたのですから結果オーライ、大満足です。
とても簡単な仕組みで制作費用もほとんど掛からず、コストパフォーマンスは極めて高いと思います。蜜蝋は20g入れればひとシーズン持ちます。
ダメもとです。来年のシーズンに向けて今から準備したらいかがでしょうか。
蜜蝋入りの缶ボトルをペットボトル内に格納し、アルミ箔をはった集熱ザルの中央に立てておく。晴れた日には缶内部は70℃ほどになり蜜蝋が溶け出し臭気が立ち昇る仕組み。