投稿日:2018/8/26 22:28, 閲覧 425
↑ (再掲) 捕獲前 強勢群 https://38qa.net/blog/30678 より
↑ 捕獲準備完了、及び捕獲実施 現地に電源はなく、エンジン吸引機で吸引した。8月10日
↑ 捕獲した群を巣箱へ収容中。7割は上部の箱へ移動済み。 8月11日
↑ 8月26日の状態
8月10日に巣箱天板に飴玉代の三角穴を4ケ所空け、及び餅焼き金網で仕切り、天板上に重箱を2段載せた。大量の育児圏の巣板を、ハチノスツヅリガの侵入を防ぐため一晩プラケースに密封し、翌11日に天板の上部2段の重箱に育児巣板を並べた。
16日経過し、有蓋巣房はほとんど貯蜜房に変わっていた。巣板上の働き蜂はまばらであり、捕獲後の産卵はなく、有蓋以外の幼虫のほとんどは働き蜂が食べたか、巣外へ運び去ったと推測する。有蓋蛹は生きていたが、天板上にスムシが薄っすら糸を吐き始めていた。このため、天板下の新巣板へのスムシの浸透を懸念し、天板上部に置いた育児巣板を全て回収した。
↑ 回収した巣板
~~ 結果の評価 ~~
メリット 有蓋蛹を羽化させることができる。
デメリット ① スムシが発生する。②育児巣板が貯蜜に変わり、これを回収せざるを得ないため、群へのダメージとなる。(新巣板は、天板下に作っている。)
総合評価 現時点では、群の建勢(群を強勢に仕立てる)に対してデメリットの方が大きいと判断する。
~~ 課題 ~~
スムシの羽化までの生育過程を学習する必要がある。
葉隠
佐賀県
ニホンミツバチの繁栄を願っています。蜂の駆除依頼を受けた場合、全て保護捕獲しています。床下での捕獲は重労働ですが、軽い返事で引き受けています。 床下できつい姿勢...