以前私の飼育日誌 “また、アカリンダニにより消滅しました” https://38qa.net/blog/40408 に、ACJ38さんから、 https://38qa.net/blog/14593 ここを参考に教えて戴きました。そこで始めて “コロマイト乳剤” の存在を知ったのですが、このコロマイトという物は、
”微生物から生まれた殺ダニ剤で、有機栽培でも使えます。 ○減農薬栽培では農薬としてカウントされません。”
と言う物で、自然界の微生物から発見されたそうで、有効成分は 「ミルベメクチン」というのですが、私はその名を聞いて、「え~~!」と思いました。というのは、私の本業のお茶の栽培において、ミルベメクチンは “ミルベノック” という殺ダニ剤としてとても有効な農薬の成分だったのです。この “ミルベノック” は農薬ですから、成分は全く同じで有効成分濃度も同じでもミツバチに何らかの方法で使用すれば、違反行為に当たるかと思いますが、農薬として見なくても良い “コロマイト乳剤” をミツバチに使用すれば、法的な問題は全く無い、と考えて良いでしょうか?
この薬は、ミツバチにはほとんど影響はない(メーカーが出しているコロマイトの説明の中には、直接かけない方が良い、という説明もありますが)と言うことですし、ミルベメクチンは他の殺ダニ剤によくある、気温による効果の減少(主に低温時です)をほとんど受けない薬ですし、極めて低濃度でもよく効く薬(通常は千倍です)でもあるので、法的な問題が無ければ年明け後から、アカリンダニに対して効果が出せる方法を研究してみよう、と考えています。これの使用に対して、皆さんはどう考えられるでしょうか?