投稿日:2017/8/18 22:21, 閲覧 8183
アカリンダニの駆除のため、以前Netでシュウ酸をある物質と混ぜて日本蜜蜂の餌として与え駆除しているとの情報を目にしたことがあるのですが(再度Net検索しましたが見つかりません)、シュウ酸を使用しアカリンダニ対策されている方おられませんか? ネットで検索するとヘギイタダニ対策ということでは一部情報もあるのですが・・・アカリンダニについては記述がありません。この件、情報があれば使用方法等含めて回答よろしくお願いします。
既に回答がありますが・・・
セイヨウミツバチのミツバチヘギイタダニ対策として確立されているシュウ酸の投与方法ですが、下記①、②の二通りがあります。
①巣門入口を閉塞し電池で加熱して燻蒸する。どういうわけかダニが死亡する。
②糖液に混ぜてミツバチに直接シュウ酸汚染糖液(!?)がかかるよう、ビースペースの間に滴下する。シュウ酸汚染糖液でベトベトになった蜂と接触したダニが中毒死する…のか?
という物です。農薬系の物やギ酸と違って、ミツバチが死なずヘギイタダニだけが死ぬ理由はイマイチ断言されていないみたいです。
まず、②は重箱で飼育される事も多いニホンミツバチでは論外です。
①に関しても、燻蒸されたシュウ酸が、ミツバチの気管の中にいるアカリンダニまで届く保証も無く、効果持続時間にも疑問があります。
恐らく、現在主流となっているメントール等、「徐々に揮発してミツバチの気管内部にいるアカリンダニを、一定期間殺し続ける物」が有効だと思います。
でも、シュウ酸そのものは単価が安く、蜂蜜の汚染や残留、ミツバチへの副作用も少ないという事で、セイヨウミツバチではヨーロッパ・アメリカで主要なヘギイタダニ対策として人気があります(というか認可までされている)。ニホンミツバチに関しても今後の利用可能性は無視できないと思います。
2018年11月末に我が家のアカリンダニ感染日本蜜蜂にシュウ酸バポライザーを使用しました。
現在観察中で顕微鏡で見ておりますが全て死滅しているようです。
ただ使用した時期が遅かったので春までに復活できるか見ております。
2017/9/25 10:51
2019/2/10 09:53
akityama
岡山県
岡山県で2015年日本蜜蜂の飼養をスタート(居住地:名古屋市)。初年3群捕獲以降様々な経験(捕獲後の逃去・アカリンダニ罹患・女王蜂の死亡等々)を重ねて現在に至っ...
akityama
岡山県
岡山県で2015年日本蜜蜂の飼養をスタート(居住地:名古屋市)。初年3群捕獲以降様々な経験(捕獲後の逃去・アカリンダニ罹患・女王蜂の死亡等々)を重ねて現在に至っ...
gegonosuさん 使用時期がお足下他とのことですが・・・シュウ酸の使用結果はよさそうですね。バポライザーは自家製作されたのでしょうか?
2019/2/12 11:43
昨年10月下旬にカナダへ行った時養蜂店で購入して来ました。
2019/2/12 12:04
akityama
岡山県
岡山県で2015年日本蜜蜂の飼養をスタート(居住地:名古屋市)。初年3群捕獲以降様々な経験(捕獲後の逃去・アカリンダニ罹患・女王蜂の死亡等々)を重ねて現在に至っ...
古ちゃんさん 旅行中で返事遅くなり失礼しました。現況を詳しく記載していただきありがとうございます。アカリンダニに関しては未だ疑問符がついているようなので、今後日本で然るべき機関での研究を待ちたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
2017/9/30 00:51
3,4年前にアカリンダニでこの地域は日本蜜蜂がほとんどいなくなりました。昨年2018年春は大復活したのですが秋にはまたアカリンダニ感染で減少 メントール、ギ酸、...
3,4年前にアカリンダニでこの地域は日本蜜蜂がほとんどいなくなりました。昨年2018年春は大復活したのですが秋にはまたアカリンダニ感染で減少 メントール、ギ酸、...
古ちゃん
鹿児島県
好き好きに蜂の世話しながら暮らしています。 奄美大島は日本国内に限ればニホンミツバチ分布の最南端の地です。暑くない時期は、自宅の外壁の割れ目にニホンミツバチが...
2017/8/19 15:05
akityama 様 活動場所:岡山県南部(平野部)
誰もコメントしないので・・・
多分日本では研究中か使用例は無いと思います。理由は、蟻酸より価格が高いのでは・・・
アメリカでは、ミツバチヘギイタダニ駆除で使用しています。アメリカの西洋ミツバチはアカリンダニ耐性が有り被害がありません。
私も研究中ですが、使用量が解らない(西洋ミツバチの半分位かな)ので思案中です。
アメリカでのミツバチヘギイタダニ駆除例
蜂を治療専用の巣箱に移してから治療します。 日本みつばちは逃去する可能性大
こんな器具を使います。ヒーターで加熱してシュウ酸を蒸発させる。(蟻酸は自然気化)
この器具にシュウ酸を規定量入れる。
巣箱の巣門から挿入する。
気化したシュウ酸が漏れないよ絵に巣門を布で塞ぐ
バッテリーに繋ぐ。
規定時間でシュウ酸は蒸発してなく成る。
一定時間置いて巣箱に戻して完了
興味のある方は下記URLで視聴して下さい。
fishernslさん 情報有難うございます。日本ではまだ研究中なんですね?確かどこかで見た記憶があったので・・・再度Netの検索を色々と調べていましたら次のものが見つかりましたが・・・どうも駆除方法が確立されている感じではないですね。お手数をおかけしました。
URLは
「重箱式アカリンダニ駆除法 - 中部 日本みつばちの会」が出していました。
2017/8/20 12:20
akityama
岡山県
岡山県で2015年日本蜜蜂の飼養をスタート(居住地:名古屋市)。初年3群捕獲以降様々な経験(捕獲後の逃去・アカリンダニ罹患・女王蜂の死亡等々)を重ねて現在に至っ...