ミツバチの愉快な仲間たち＿＿2018年6月29日

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朝と昼休み、そして放課後の庭散歩は僕の日常の楽しみのひとつ。

なかでもこの時期、雨上がりの青空が広がる庭では様々な生命の息吹きを感じることが出来る。

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6/21

今年もラミーカミキリが我が家にやって来た。（去年は6/24、今年は夏至の日。）

僕は外来種ってのを差し引いてもこのカラフルでファニーでフォトジェニックなカミキリが好きだけど、相棒は薔薇を食い尽くすこの子が大嫌い(苦笑)

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6/22

庭の相棒が呼ぶので駆け付けてみたら、体長1cmほどのちびちびカマキリが(笑)

『それいじょうちかづいたら、こうげきしゅるじょ！』

ベイビーカマキリ、小さなカマを構えてなかなか勇敢！

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6/24

様々な命の営みの中で、ひっそりとその命を終える生き物たちの姿もある。

翅が傷んで飛べなくなった蝶、シオヤアブ♂に捕食されたニホンミツバチ...これもまた現実。

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一瞬ミツバチを助けてやろうかとも思ったけど、シオヤアブは大きなスズメバチを一撃で仕留める昆虫界最強の刺客でもあり、回り回ってニホンミツバチの群れにとって"援軍"でもあるので、涙を飲んで見守ることにした。

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6/25

ニホンミツバチの巣のそばに棲んでるカナヘビちゃん。

観察してるとアリやダニは食べるけど、飛んでるハチを襲うことはまずないので、ハチたちとの間に互恵関係が成立しているように思える。爬虫類はあまり賢くないって言われているけど、寿命が長いぶん学習するようで、何度も顔を合わせて語りかけているうちに慣れてくるようで、こうして触っても逃げなくなる。

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6/26

郵便受けにへばり付いたヤモリのヤモちゃん。

さっきのカナヘビと同じ爬虫類だけど、向こうは昼行性でこっちは夜行性。

我が家の庭はこっちの方が多く棲んでるかな？

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6/28

「蛾」であるという先入観を排除して眺めると、ウチの庭で見られる昆虫の中ではタマムシと同じかそれ以上に美しいんじゃないかと思います。見る角度によってピンク色に見えたり紫色に見えたり...この配色は、神さまグッジョブ！

相棒が水やりの途中で見つけた美しい蛾...ベニスズメというスズメガの一種です。

花の蜜を吸って受粉を助ける役に立つ蛾です。

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こうして日替わりで僕の目を楽しませてくれる庭の生き物たち。毎日目にしているとただの昆虫や爬虫類ではなく、仲間というか同居人というか、そんな親しい間柄に思えて、ついつい『頑張って！』なんて話し掛けてしまうものだ。

小さな庭の中のこととはいえ、彼らは大自然に生きる生き物たちと同じく命懸けで日々を過ごしてることに変わりないわけで...だからこそこれほどまでに美しくてカッコいいんだろうな。