鉛色の梅雨空の下でひときわ目立つ小さな白い花...コーヒーの花が次々と咲き始めた。
子供の木(左)と同居していたお母さんの木(右)が弱って来たので分けて植え変えた途端、子供の方が咲き始めたのだ。
コーヒーの木はアカネ科に属する常緑樹で、5枚の花びらを持つとても愛らしい白い小さな花が咲いてジャスミンのようなとてもいい香りがするんだけど、”花の命は短くて“じゃないけど花はたった2日...「まるで雪が解けるように」って表現されるぐらいに儚く散ってしまう。
見逃さないようにしないと!ってことで、花芽を見つけてからは毎日チェックしてたら、昨日2輪、そして今日十数輪の花が咲いたというわけ。
一ヶ月ほど前に熟したコーヒーチェリー(果実)を収穫したばかりなのに、もう次の花が...一本の株で実を付けるってことはこの子は自家受粉が可能なアラビカ種。主な花粉媒介者はミツバチだけど、今日はこんなお天気だから彼らも巣から全然出てこないしなぁ...。
開花とミツバチたちの活動のタイミングが合うことを心から願いつつ、実が生るのを楽しみにしている。