投稿日:2023/6/17 13:54
みつばちレストランのアカメガシワ、雄かな雌かな?
今までは蜜源植物なら雄でも雌でもエエや~と頓着していなかった。
ところが蜂三朗さんが日本みつばちが来るのは雄かな?なんて書き込みがあったので、
重い腰を上げてみつばちレストランの雄と雌を調べた。
下の写真は雌だと思う。
下の写真、これも雌にしとこ。
やっと雄だ!
これも雄だ! まるで投票の開票速報みたいだ!
多分雄だろう?
こうしてみると、アカメガシワは蜜源植物だから沢山あって嬉しいと思っていたが半分は雌だった(クシュン)
雌のアカメガシワが無くなったら子孫が残せるのかあ?????
下の写真はみつばちレストランの今朝、これから夏なので落葉樹は嬉しい。
しかし、間引かなくてはならないとなったら、、どれが雄でどれが雌か知っているのも必要かも?
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以上、みつばちレストランのアカメガシワは終。
ちょっと調べてみた。
アカメガシワ(トウダイグサ科)
この花には、ヒョウモンチョウやキタテハなど、チョウがよくやって来ます。チョウ好きな人は、この花が観察ポイントです。高木のため、撮影には望遠レンズ付きのカメラが必要で、首が痛くなるほど上を向いて撮影しているのを見かけます。アカメガシワも虫媒花(ちゅうばいか)であり、種子散布は野鳥。したがって、アカメガシワも里山の明るいところにたくさんあります。
明るいところといえば、アカメガシワは先駆植物、パイオニア植物です。裸地(らち、火事や造成など)が生まれると真っ先に生えてくる植物で、乾燥に堪え、貧栄養の場所でも育ちます。
おっとりの独り言:虫媒花なら虫が花粉を付けて雄木と雌木に行き来するのだな!
しかし、にほんみつばちは雄木にしか訪花しないとなると、にほんみつばちではない他の昆虫が雌雄の木を訪花するのかな?
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アカメガシワ属(Mallotus)は、熱帯から温帯にかけて分布するトウダイグサ科の雌雄異株の木本植物である。アカメガシワ属は約110種が知られているが、いずれも花弁を持たない黄色い花を咲かせる。花に昆虫を誘引する特徴が見られないことと、雌花に訪花昆虫が見られた例がほとんどないことが理由で、アカメガシワ属は風媒であると思われてきた。しかし実際には、アカメガシワ属の送粉様式はほとんど研究されてこなかった。
本研究では、アカメガシワ属のうち、温帯に分布する種と熱帯に分布する種を1種ずつ選び、それぞれ送粉様式を調査した。温帯の種はアカメガシワ(Mallotus japonicus)、熱帯の種はMallotus wrayiで、それぞれ滋賀県とボルネオ島サラワク州で調査を行った。
M. japonicusの1年目の研究では、この種が風媒と虫媒両方の性質をもつことが明らかになった。調査方法として、主に(1)花序に網をかけ昆虫を排除し、風媒のみによる結実率を調べる (2)訪花昆虫を捕獲して体表に付着した花粉粒の有無を観察し、送粉者として有用であるか調べる (3)空気中を飛散する花粉の量を調べる という手法を用いた。2年目は、雄株と雌株の距離や密度を考慮して同様の調査を行い、風媒と虫媒の寄与度に違いがあるのかどうか調べた。この結果、虫媒は雌雄間の距離に関係なく結実に寄与しているのに対し、風媒は雌雄間の距離が大きいと、結実への寄与が小さくなるということが示唆された。
M. wrayiについても、(1)~(3)の手法で調査を行った。この種では網かけを行った花序でほとんど結実せず、雌株付近では空気中の花粉数も僅かであったため、風による送粉はほとんど行われず、昆虫による送粉が重要であると示唆された。
さらに、これら送粉様式の異なる2種を、温帯と熱帯という環境の違いや送粉と関連する形質の違いから比較する。
https://www.esj.ne.jp/meeting/abst/57/P1-229.html
おっとりの独り言:
なんだ、風媒花であり虫媒花であるとの事。
風媒花の場合には余り遠くに雄と雌があると風まかせでは効率が悪いとの事。
そうでしょうね。遠ければ届きにく。
虫がポリネーターなら日本みつばちではなくて、どんな昆虫かな?
依然として分からない。
アカメガシワ 昆虫で検索すると、沢山の昆虫が訪花している。
この場合のアカメガシワが雄なのか雌なのか記述は分かりにくいが、、、、
https://parkinsect.exblog.jp/19104091/
↑によると、コマルハナバチ・クマバチ・オオハキリバチ・ムネグロメバエ・ヒメトラハナムグリ・コアオハナムグリ・キマダラセセリ
おっとり独り言:沢山の昆虫がアカメガシワに訪花しているのだ。
それらがアカメガシワを育て、アカメガシワの雄木が日本みつばちを育て~~~って繋がっていくのかな!
とにかく、私が知らないだけで地球は上手く回っているのだ。
間引くとしたら、どちらにしようかな?
雌木にどんな昆虫・蝶が訪花するかしばらく観察してみよう。 また、忙しくなる。
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
自分で書いて自分で評価してては笑いものだが、よく調べてある。
ところが、調べた事を忘れてしまうので、困ったものだ(笑い)
2024年7月20日、記述
2024/7/20 06:16