投稿日:3時間前
5日は、2校目の出前イベント。小学4年生26名でした。ミツバチマガジンには、全てルビがふってありますが、ルビが在っても、難しい内容には無理があるかも知れないと予想していました。

ところが予想に反して、子供達は興味津々。後で、校長先生曰く、知らない事ばかりで、子供達も私達も食い入るように引き込まれてしまった。との高評価!
この年頃の子供達は、昆虫が好きな子が多いんですよね~。それに、クイズや動画・写真を多用しているので、実物の蜜蜂が居なくても、興味が持続するのです。

特に子供達の感性に響く場所が何カ所かあるのですが、3種類の蜂達の役割について紹介した時です。

雄蜂の役割は、「女王蜂の遺伝子を繋ぐために、交尾活動に命を懸ける事だ」であり、「交尾が成功したら、即死んじゃうんだ」という場面。前回もそうでしたが、雄が交尾を成功させると直ぐに死んでしまう事は、相当なショックのようでした。
「えぇ~~、なんで死ななきゃいけないの~。。。?」やんや やんやと、4年生は、感情も豊かなまま表現しますからね~。。^^;
女王が死んでも、他の群の女王と交尾をすれば、うちの女王の性質を受け継ぐ卵から子供が産まれ、子孫に繋がっていくんだという事は、強烈に受け止めたようです。
授業の最後に、一番心に残った事を聞いた際、小さな声だったけど、勇気を出して発言してくれた子が、
「蜂の役割の中で、雄蜂が交尾の時に一瞬で死んじゃうんだけど、その役目はとても重要だとわかった。」と言ったのです。素晴らしい発表だったと思います。雄蜂の交尾活動を選んだ事、それがとても重要な事だと感じた事。大人でも中々そこに注目する事は少ないと思いましたので。。。

色々紹介した後で、「蜂球や蜂雲を見かけたら、あなたならどうしますか?」との問いかけに、そのままジッとして見送る事以外にも、動画に出てきたように、蜂雲だったら中に飛び込んで、蜂雲に囲まれてみたい(^^♪と言う子も出てきた。
直向きに群の為に、役目を全うしながら暮らすミツバチ達に、早速親しみを持ってくれたようです。
ミツバチの訪花が期待される植物のプレゼントには、ローズマリーの苗も混ぜたのですが、ローズマリーは、ミツバチが結構好きで、よく訪花するし、ハーブだからイイ臭いでお茶にもなると話も紹介したら、匂いも嗅いでみたいと、花にも興味津々。一人一鉢活動もしてるので、花への関心も高いのでしょうね~。

途中まで見学に来ていた校長先生が感激してくださって、多学年にも受けさせたかったと仰ったので、もしも来年度の補助金に合格したら、また呼んでくださいと、来年度の依頼まで受ける事になりました。
今回は、小学校訪問2校のみですが、やれて良かったと思います。小学生の瑞々しい感性や、スポンジのような吸収力、自然保護に関しては、難しいのかと思って居ましたが、真逆でした。子供達の感性が、無条件に子供達に刺さるのです。
小さい内から、ミツバチに興味関心が持てて、登下校でも自宅でも、蜜蜂を大切に思う心が育っていれば、一番自然な形での啓発になって行くのではないでしょうか。小学生の未知なる力を侮ってはいけないと、再確認しました。
れりっしゅ
千葉県
南房総鴨川でティーハウスをやってます。初めての巣箱を2021年3月中旬から設置し、漸く4年経ったばかりの駆け出しです。専門用語も殆どわからず、兎に角試してみよう...
papycom
栃木県
会社を退職し、自由気ままな生活ですが、巣箱からの蜂の出入りに 癒される毎日です。2019年から養蜂スタート。 2024春 ダニや女王蜂不良で飼育群全滅 0~のス...
れりっしゅさん おはようございます。
素晴らしい出張授業 お疲れさまでした。昔取った杵柄とは言え、子供たちの前で分かりやすく説明するのは大変だったことと推測いたしますが、子供たちは真っ新で純真な心を持っていますので、すぐに受け入れてくれたことでしょう。
子供たちの反応も面白いですね。雄蜂の生涯にスポットが当たるとはオス(男)の私(笑)としても微笑ましく思います。
校長先生から高評価が出ているようですので、来年は他の学校からもお声がけがあるかもしれませんね。
これを機会にたくさんの子供たちが蜜蜂だけでなく、昆虫や動物などの生態に関心を持ってくれると嬉しいです。
これからも頑張ってください。
40分前
niyakeodoi
島根県
家敷内に2群と畑で3群を管理していますが、増せば心配の種も増えるので5郡くらいで留めておこうかな~と思っています。・・・知らんけど!!
れりっしゅさん 素晴らしい出前授業でしたね。子供たちの楽し気で興味深々な様子が目に浮かんできます。持ち込んだ資料も半端ない量だったと思いますが、この活動を是非とも継続をしてくださいね。
10分前