おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
投稿日:3/8 10:34, 閲覧 265
受け口の角度を30度にするか50度にするかは、建材を沢山採るためには角度は小さい方が良い。
そりゃそうだ!
しかし安全面からすると30度よりも45度、45度よりも50度の方が方向や速度をコントロールするのに良いそうだ。
以下は次のサイトを参照した。
https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/gijyutu/siryousitu/attach/pdf/H31/31-15.pdf
受け口の角度が30°の場合、受け口の切断部を小さく抑えられるため、元玉の長さを維持することができます。
しかし、立木が30°右に傾いたときにツルが早く切り離されますので、倒れる木の速度の調整機能は弱まります。
また、受け口上部と下部水平面が早く接触し、伐倒方向のコントロールへの支障が懸念されます。
偏心木では特にそういったことが心配されるのでその点に留意することが重要と考察されました。(図5)
次に、受け口角度を60°にした場合、先ほどの30°のときより受け口の切断部が大きくなり、
受け口上部と下部水平面の接触が遅くなります。30°ではこの傾きまでしかツルが機能しませんが、60°ではこの傾きになるまでツルが機能します。
ツルが切れるまでの時間が長くなり、退避時間を長く確保できるため、伐倒の安全性は高いと考察しました。(図6)
2月29日の伐倒動画、これで3日目のUP。
管理人さん申し訳ございません。 クラウドの容量が少し減りました。
上の動画の切り株は手前から2番目。
撮る角度が悪いのでツルの長さや受け口の角度が分からない。
手前のものをみると、角度は大きそうだ。
これが動画の切り株。 角度は読めないが受け口の水平位置より10cm位高い所で追口があるので、
受け口角度は大きいと見る。
動画の受け口を切った所。 追口はまだ。
確かに角度はかなりある。45度より大きそうだ。
https://www.rinsaibou.or.jp/safety/research/ringyo/entry_12.html
①怪我をした実例
受け口切りと追い口切りを切り過ぎてつるを残さずに伐倒したため、立木が急に倒れ始め、退避の際に転倒し、チェーンソーで大腿部を切創した
スギ立木の伐倒作業において、つるを残さずに追い口を切り過ぎたことから立木が急に倒れ始め、退避の際に転倒し、チェーンソー用防護ズボンを着用していたものの、チェーンソーで大腿部の動脈を切断した。
おっとり談: 腐った木の場合には幹の厚みの10分の1を残すが当てはまらない事がある。
腐っていれば7分の1とか通常より少し厚めにして、木に聞いてみる。
逃げる道・場所の整備をしていないと転ぶ、プロはノルマがあって、余裕が無いので整備もそんなにできないがアマは時間があるので銀座四丁目をハイヒールで歩ける位に整備をする。
チェンソーを持ったままで避難しなくてはならない状態を作らない事。
その場合にはチェンソーを捨てる。
災害の発生原因
受け口の下切りを斜め切りより深く切り込んだため、追い口切りを切り進めたときに、つるが残らなかったことから、突然立木が倒れ始め、退避の際に慌てたり、転倒等の可能性があったこと。
伐倒に当たっては、追い口切りとくさびの打ち込みを交互に行い、最後は必ずくさびを打ち込むことにより伐倒しなかったこと。
おっとり談:受け口で水平切りを斜め切りよりも深く切ってしまう事は私もあった。
無知であったため危険な状態だったが、森の神様がまだおっとりを死なせてはいけないと守ってくれた。
いつも助けるとは限らないよ。 自己責任でやってね!
災害の防止対策
受け口の会合線を一致させ、追い口との間に適切な幅の切り残しを確保し、つるの機能(倒れる方向を確実にする、倒れる速度を遅くする)を確実に生かすこと。
伐倒に当たっては、チェーンソーバーが挟まれないようにすることと伐倒方向を確実にするために、追い口切りとくさびの打ち込みを交互に行い、最後は必ずくさびを打ち込むことにより伐倒すること。
おっとり談:最初から会合線を一致させることは初心者では難しい。
少なめにカットして少しづつ合わせて行く。
雨の日には何度も何度も技術的な事を教科書から教わる事。
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森の整備で欠かせないおっとりの道具一覧。
左から、スコップ・挟み・レーキ・金槌・フォーク・バール・ノコギリ・タガネ
その中でもレーキは重要な道具だ。
既に歯が折れている。 そんな事は重要ではない。
柄が腐って中に折れた先が筒の中に残ってしまう。
普通は燃やして除去するのだけれど今回はポンチのようなもので反対側から押し出せた。
やれやれ! これで明日から気持ちよく枯れ枝を集められる。
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
ロックさん こんにちわ!
う~~~~~~~
大正時代の人間が昭和~弥生式~令和~ 元号は分かりません(笑い)
西暦しか使わないので忘れます。
工夫して工夫して、もうダメじゃわいなと納得するまで使います。
と、言いながらチェンソーの刃は直ぐに新品と変えています。
コメントをありがとうございます。
3/8 12:44
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
ロックさん こんにちわ!
伐採をプロの方に任せると高い費用がかかるのでその事に比べたらチェンソーの代金は必要経費だと思っています。
しかし無駄遣いにならないように、手ヤスリで研いで、それでも切れなくなったら交換します。
デプス管理はゴメンナサイでやっているので無駄使いではある事は間違いないです。
安全第一です。
なんどもコメントをありがとうございます。
3/8 13:14
おっとりさん こんにちは♪
弥生時代の遺跡から出土した農具のようですね(笑)
てか、ここまで長く使う人ばっかりだったらレーキ屋さんが潰れます!
3/8 12:34
おっとりさん 切れない刃物を力任せで振り回すのは怪我の元ですもんね! 私も草刈機の刃はコツンと当てただけで切れなくなったら即交換します(^^)
3/8 12:58