早い年では7月に入った今時期にオオスズメバチ集団襲撃を経験していることから胡蜂捕獲器を装着しました。
西洋ミツバチで飛来オオスズメバチに、日本みつばちならば籠城して対処して被害が起きないのに対して、外に居座るオオスズメバチに反撃してしまうため、たとえ巣門が狭くてオオスズメバチが中に侵入出来ないとしても立ち向かうことで多くの働き蜂が噛み殺されてしまい、飼育者の関与なくしては群の存続が危ぶまれる状態に陥ってしまうことがあります。
胡蜂捕獲器を装着していてオオスズメバチを罠部に捕獲出来たとしても、反撃を続けてしまうことがあるため見守りは必須です。
今回、反撃を起きないよう胡蜂捕獲器と巣門の間に空洞(空間)を設けることでその軽減が図れないかと空洞箱式を試してみることにしました。
上記画像で巣箱は3段ですが、蜂群は上の2段に配置してあり、胡蜂捕獲器を装着した最下段は
こんな風に空洞にしてあります↓
装着した翌朝、出入りには馴れたかなと見に行くと▪︎▪︎▪︎
スズメバチの姿があり、もう来たの!?
と驚くと同時に間に合った~と安堵しましたが、このスズメバチはオオスズメバチではなく
オオスズメバチと同じ大きさですが尾端が黒いことで見分け出来るアシナガバチを餌とするヒメスズメバチでした。
もしも蜜蜂巣に進入出来たら蜜蜂蜂児も餌にするんでしょうね。
西洋ミツバチを飼育中の皆さん、オオスズメバチ飛来を見て慌てて胡蜂捕獲器を装着しても、出入りに馴れていないと蜜蜂たちも混乱してしまいます。早めに取り付けするとこの点では安心出来ます。