Question

理科活動なのでしょうか、学校での授業で収容したとの連絡、アシナガバチ巣が２頭の成蜂と一緒にビニール袋に収容され、移設用木枠と共に届けられました。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/098/9843302125551711650.jpeg"]

木枠の天井に巣を固定して成蜂を止まらせました。

翌朝小学生と一緒に学校敷地の樹木にこれを設置しました。

[uploaded-video="828028e0367711efaacce508fdb91033"]

早速、巣の付け根にアリ忌避物質を塗る様子が観られました。

Comments

こんにちは(^^)

脚長蜂の営巣した巣とは良い観察材料ですね

私の蜂場も自宅も脚長蜂の巣とジガバチの巣が多くあります(^_^;)

頻繁に人が出入りするところだけご移動をお願いしております(^^;;

ところで蟻の忌避剤は何を塗られて居るのですか？

蜂は舐めても問題ないものなのかしら？

良いようなら私も蜂箱に使用してみたいですねー

---

Michaelさん、

アリ忌避物質はアシナガバチが塗っている自然物由来のものです。

成分が分かれば人間も利用出来ると思います。

---

ハッチ＠宮崎さん

面白いですねー

一体何から出来て居るのかどの様にして塗るのか？知りたいです

今度から脚長蜂の巣を気を付けて見てみたくなりました

---

Michaelさん、

ムシトリナデシコの茎にある粘着性の物質もそれより上にはアリが登れません。

アシナガバチ巣のそれは黒い物質でミツバチでいうプロポリスみたいな感じがします。

---

ハッチ＠宮崎さん　こんばんは♪

小学校の先生とも連携されているんですね(^^) 蜂のことを正しく知り、いたずらに怖がらない為の素晴らしい課外授業だと思いました！

それと、Michaelさんと同じく、アリ忌避物質に興味がそそられました=(^.^)=

---

ロックさん、おはようございます！

アリ忌避物質が作れれば巣箱土台に塗って侵入防げそうです。

学校では校長先生が植栽に使ってらっしゃるプランター横にアシナガバチ巣があるのを小学生が見付け保護したようでした。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/117/11786982280304460716.jpeg"]

3頭いるそうですが働きに出掛け

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/063/6376503706900572643.jpeg"]

女王蜂だけが留守番してました

---

ハッチ＠宮崎さんおはようございます。

親蜂ごとビニール袋に入れて親蜂は逃げないんですか?

また取り出しの際ハッチ＠宮崎は刺されたりしないですか?

---

ミツバチ大好きさん、

成蜂も一緒に収容してそれを巣に停まらせ母性本能を持たせることが大事なんですよ。

作業ですが、私は防護面布などしてやりますが、この小学生は何も装着せずおまに素手でやっています。

---

ハッチ＠宮崎さん　こんにちは．

小学生がアシナガバチの保護・・・，頼もしいですネ．良い活動をしてみえてナイスです！

アリ忌避物質の塗布について勉強しなおしました．

アシナガバチのアリ忌避物質は，女王バチの腹部末端の腹板基部にあるファン・デル・フェヒト腺から分泌され，腹端をこすりつける様にして塗布されます．

単独営巣期には，女王バチが外役に出ると巣が空になりますので，その際の対応だと考えられています．

働きバチの羽化後は，しばらくはそうした行動が見られるようですが，やがて行われなくなります．

動画の女王バチの行動は巣柄の補強のようです．育房の増設にともない，女王バチは唾液を塗布して巣を補強するため，表面が光沢をもっています．