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ミ～は９月に千葉市から九十九里海岸の街へ連れてこられちゃったの。
食べるものには不自由はないわ！ セイタカアワダチソウも一杯あるし。
まだ、ここは仲間が少ないのかオオスズメバチさんも餌場として認知していないみたい。
寒くなったわ！ でも、大家さんだか面倒見の良い極楽おじちゃんだか、戸締りして
暖かくしようって、やってくれてる。
来春になると、ミーは出て行くことになります。
娘達に住まいを明け渡すの。
大家さんは、遠慮がちにミー達が蓄えたご馳走を、取ってちゃうわ。
でも、お蔭で使い古したお部屋は取り壊して、また別の所にピカピカのお部屋を用意してくれてるの！
そう。こうしてず～～～～っと、大家さんと仲良くしてると得だもん！
ハツカネズミ君：ウヌ！ おいらと同じ事してね～～。人間は餌くれるけんど、何時まで走ってりゃ済むんだ～～。
僕は籠の鳥じゃないぞ～～ 人形の家 の ノラ になる位なら 野良ねずみの方がマシじゃ～～～～
娘：逃去！ そうね、ミーは気まぐれ、女ごころと秋の空 、、、違った春の空
