アピスタン、アピバール、その他の西洋蜜蜂のダニ対策について教えてください

投稿日：2017/8/9 22:45, 閲覧 7926

前年の和蜂群崩壊を受け5月末に清掃した重箱に、7/16日頃に西洋が入居しているのに　気づきましたが巣板が既に３段目迄来ておりましたので1段継箱しました。今頃は4段目に　来ていると思いますが確認しておりません。擁壁の際で作業が不自由な場所(斜面で幅は0.6~0.7m程度)のため、①1段採蜜し軽くして巣箱を移動し洋箱への移動を考える、②このまま重箱で採蜜しながら同所で管理する、③現在の場所で洋箱への移動を検討する、等につて良い方法・時期・注意等があれば教えて下さるようお願いします。

また、ダニ対策としてメントールを使用していますが、西洋蜜蜂は「アピスタン」と「アピバール」を使用するとＱ＆Ａには記載されていました。他にもあるようですが必要性・用法等についてご意見を頂きたいと思います。

回答

1 / 3

ミツバチヘギイタダニ駆除なくしては西洋ミツバチは飼育できません。現在日本国内でその駆除に使えるのは動物(家畜)医薬品で認可されている既出の二種類の薬剤です。

飼育管理や薬剤投与(ダニ駆除には上記薬剤を接触させることに寄るたむ巣脾枠間に懸垂させる必要あり。)には標準巣脾枠巣箱での飼育に早急に変更の必要があります。

秋口に来襲するオオスズメバチには対処できない蜂種なので、胡蜂捕獲器を巣門前に装着して人間が守らなければ行き長らえることは100%不可能です。

回答

2 / 3

「アピスタン」「アピバール」とも、重箱式だと構造的に厳しいです。また、それらの薬剤は近年ダニ耐性について指摘する人が増え、私も効力に疑問があります。

国内では認可されていませんが、海外で広まっている蟻酸をこっそり使っている人もいます。使い方は皆手探り状態の様です。

回答

3 / 3

如庵様　活動場所：愛知県・岐阜県

私も11群飼育していますが、薬剤を使わず日本みつばちを合同させ日本みつばちの啄むという習性を利用して、ミツバチヘギイタダニを駆除して貰っています。

一度試して見たかったのですが、メントールクリスタルの投入でどれ位の効果が期待できるか解らないので、経験者にお聞きしたいと思って折りました。

効果の程はどうでしょうか ?　差し支えなければ教えて頂きませんか宜しくお願い致します。

退

退会済みユーザー

2017/8/10 10:07

ハッチ＠宮崎様

早速のお返事ありがとうございます。重箱での管理はＮＧということですか？簀の子式になっていますので天井に置くかぶら下げる方法では不十分ということでしょうか？洋箱への移動は夏場でもＯＫでしょうか？①洋箱の上に重箱を乗せて空いた部分を塞げば良いですか？その場合、巣板下端と巣枠の天井部分との間隔はどれ位が適当でしょうか？　②巣枠に張り付ける方法が記載されていましたが、夏場は巣板が柔らかいので巣落ちしませんか？・・・質問ばかりで恐縮ですが宜しくお願いします。

2017/8/10 00:16

ハッチ＠宮崎様

早速、胡蜂捕獲器を設置してきます。有難うございました。ダニ駆除剤は両方とも使用が必要でしょうか？今まで、西洋蜜蜂は全て他の方に差し上げていましたので何もわかっていません。これから勉強しますので宜しくお願いします。

2017/8/10 00:23

①時間はかかりますができます。１センチあればいいと思います。

②日本みつばちにくらべて西洋ミツバチの巣脾は破れたり壊れたりはありません。プロポリスを塗ってあるので頑丈です。

認可薬剤を用法に基づいて交互に使用します。アピスタンは保存できますが、アピバールは加水分解してしまうため袋を開けたら保存できないと説明されています。

2017/8/10 03:03

ハッチ＠宮崎様

早速のご回答、有難うございます。また、薬剤についても詳しい説明を頂きお礼申し上げます。　1cmですか？巣箱高さが15cmありますが、①例えば巣板が半分程度しか届いてなくても洋箱に積んで大丈夫でしょうか？　②巣枠にはワイヤー以外何も張ってなくても大丈夫ですか？巣礎をつけておくべきでしょうか？　③他の方の質問へのご回答の中で、2月・9月に薬剤使用が良いとの記載があったように思いますが9月になったら使用で考えておけば宜しいですか？

2017/8/10 11:41

①積んでも大丈夫ですが、時間がかかります。

②大丈夫です。巣礎があるとスムーズにいくと思います。

③蜂児が少ない時期が最適です。また、ダニ寄生が目に見えて（蜂たちの胸部に見つかるなど）あるのであればすぐに駆除された方がいいでしょう。

給餌されれば重箱内が給餌液で充たされ育児と造巣が促進されるので、それだけ早く下の巣箱に移る時間も早くなります。下段に女王蜂確認できれば切離し可能となります。

2017/8/10 12:23

ハッチ＠宮崎様

何度もご回答いただき有難うございます。お礼の返事が遅れ申し訳ありませんでした。昨日は花火大会があり、孫達も久しぶりに遊びに来たものですからつい過ごしすぎてしまいました。疑問点が解消でき安心しました。給餌含めできる限り早い移動目指して頑張ります。

2017/8/11 15:27

fishernsl様

ご回答、有難うございます。和洋蜂の合同で特性利用ですか？魅惑的な響きのある言葉ですが、駆け出しの私には未だ難しそうですね。日本蜜蜂、しかも重箱での経験しかありませんが、アカリンダニには確かに有効だと思っています。農研機構・前田先生のご指導により投与してきた結果ですが、通年使用・30ｇ程度の投与(私は通年では20～60ｇ位まで使用)で巣箱の前を歩いたりKウイング症状の蜂さんを見かけなくなりました。ただ、50％～70％位の感染群は越冬が出来ませんでした。感覚的な部分が多分にありますが、30％位ならメントール投与により越冬が可能と思っています。

2017/8/10 11:23

Summerbeast様

有難うございます。知人から洋箱を1箱だけ借用してきましたが今後のこともあり出来れば重箱でと思っておりました。逆に洋箱を調達した方が良さそうですね。検討してみます。耐性ダニが出現してきているようだとのことですが、メントールは効果がないと理解しておけばよいのでしょうか？

2017/8/10 00:33

Summerbeast様

御地ではアカリンダニの被害が無いのですか？羨ましいいですね。当地ではアカリンダニ蔓延により蜂さんがいないなどと言われています。蟻酸の話もお聞きしていますが、毒性があり使用するには十分注意しないとと言われ、そそっかしい私は避けてきましたが、国内使用は認可されていないのですか？取りあえず初めての洋蜂ですから既出の2点で対応してみます。貴重な情報を有難うございました。今後も宜しくご指導願います。

2017/8/14 10:02