数日前にチェックしたばかりだけど、ここ数日の暑さは尋常じゃなくて、屋外に設置したNETATMOウェザーステーションのグラフ↓を見ても7/9から10日連続の熱帯夜。
ハチたちのことが心配なので、今夕は再び巣落ちがないか内検をやってみた。見る限り、今のところ害虫の発生もなく、巣落ちも何とか大丈夫そう。
ただここ数日は夜になっても外気温が30℃を越えていて、ハチたちがすごい勢いで翅を動かしていたので、風を当ててあげようと団扇で扇いだら...『おっさん、要らんことすな！』って一斉にお尻を見せて威嚇されてしまった（お尻が白く見えるのが、怒ってる証拠...涙）。
スマンスマン。
謝るとすぐに白いお尻を引っ込めてくれるので、まるで言葉が通じているような嬉しい気持ち♪
夜の間も巣箱の外に働きバチたちが出たまま涼んでいる状態で、完全に日陰になる正午までは少しでも暑さを緩和してあげないと巣落ちや家出の心配もあるかなぁと、今朝、ついに床下にクーラーを仕込んでみた。
クーラーと言っても断熱のために発泡スチロールの台を地面に置いて、その上に経験上一番強力で長持ちな保冷剤を置くだけ。
本当は強力な保冷剤を二枚重ねで置こうと思ったけど、急激な温度変化を嫌うらしいので、まずは一枚から。（*なるべく温度差が出ないよう朝昼晩と３回交換することに）
冷たい空気（重い）は上から下へ流れ下るという空気の流れから考えると、三角屋根の下...天井板下のメントールスペースが適しているんだろうけど、師匠からお借りしてるこの巣箱は天井がすのこではなく合板にφ30mmの穴を十数ヶ所開けて金網が張ってあるタイプで、しかもその穴はハチたちが蜜蝋で完全に塞いでしまって空気の流れが全くないこと、しかも強力な保冷剤を置くと結露で相当量の水分が発生すること考えて床下に置くことにした。
また、巣の内部は扇風係の働きバチさんたちの働きで手のひらを入れると風を感じるほどの風の流れ（上昇気流）があるので、床下でも涼風が巣の中に入ることだろうという目論見。
『これで少しは涼しくなるからね〜♪』壁に留まってるハチの背中の毛をナデナデしながら猫なで声で話しかける僕を、後ろから冷たい目で見つつ相棒がひと言。
『おじーちゃん！』
夕方は巣箱チェックの開口部に蝶番とバックルを取り付けて、簡単に開閉出来るように改造してみる。これで何か異常を感じた時すぐに確認できるけど、閉じる際にハチを挟まないように気をつけないとね。
床下の保冷剤のおかげなのかはハッキリしないけど、昨日よりは外に出て涼んでいるハチの数は少なくなった気が...。実際に昼休みに保冷剤を交換する前（４時間経過時）に計測してみると、外気温33.2℃現在で巣箱外側の表面は遮熱塗料で塗ってある屋根の30.3℃以外は全て30℃以下（放射率補正を入れてないので誤差はあるだろうけど...)。
巣箱の内部はレーザーがハチに当たるのが可哀想で測ってないけど、手を巣箱の中に入れてみると、床から天井に向かって風を感じるし、まるでエアコンが効いてるみたいにひんやりと涼しさを感じるので、多少は効果があるみたい。
相棒は『文字通り"焼け石に水”ねぇ。』って笑うけど。
*国際書留で僕の養蜂ハットが届きました。from Chinaで送料込み¥855です(笑)。バックスキン風の方が僕の、ストローハット風の方が相棒のです。
