販売店・製造メーカーの計4社に、以下の同じ文面で問い合わせておりました。回答が出揃いましたが、メーカー名は自主規制します。
<お問合せ内容>
ご担当者様 現在ニホンミツバチの飼育が趣味?養蜂のレベルで広まっておりますが、ミツバチが貯めた蜜を濾過する際に、「生ごみ発酵処理バケツ」製品がよく使われる、推奨されております。趣味のレベルで蜂蜜を濾過し、瓶に詰める作業の際に、コック付きのバケツ状容器がとても使いやすいことが、その理由と思われます。食品である蜂蜜を扱う容器として、「生ごみ発酵処理バケツ」製品を使うことに対して、御社の見解を教えていただけますか?
個人的には、趣味のレベルで蜂蜜を知り合いに無償かつ自己責任で差し上げるのであれば、問題にはならないと思います。
私は近々、蜂蜜を販売目的で濾過する際に、「生ごみ発酵処理バケツ」製品の使用が適切かどうか、保健所に確認いたしましたところ、保健所としては製品の使用目的に沿って使用してほしいこと、そしてメーカー側にその旨確認することを勧められましたので、今回質問させていただきました。お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。
回答A
「お問い合わせいただきありがとうございます。弊社としましては、製品の使用用途に沿ってのご使用を推奨いたします。お客様に万が一の事象が合っては困るので使用方法については自己責任にてお願いいたします。」
回答B
「本商品は食品を入れる容器としては製造しておりません。その為お問い合わせいただいた用途には適していない為ご使用はお勧めできません。」
回答C
「弊社といたしましても、用途以外のご利用に関しましては、お勧めいたしかねます。食品衛生の観点から、適切な容器をご利用いただくことをお勧めいたします。
以上が、お問い合わせへのご返答となります。その他、ご不明な点等ございましたら大変お手数ではございますが、改めましてお問い合わせいただければ幸いです。」
回答D
「弊社の生ごみは発酵器はあくまでも生ごみを堆肥化するものでございます。食材(はちみつ)保管・保存用には適しておりません。また、検証も行っていないため、弊社としてはご使用をお勧めしておりません。ご希望に沿うことが出来ず、申し訳ございませんが何卒宜しくお願い致します。」
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・・・というわけで、「自己責任でどうぞ」という各社の回答では、質問したのになんの進展もなく時間の無駄に終わってしまいます。なので、次のように返信いたしました。
私「返信いただきありがとうございます。ただ、現状で個人で、あるいは販売用で使用している方々は、食品用途でないことは十分承知の上で、自己責任で使用している状態です。ですので、このまま自己責任での使用を放置されるということになりますが?
使いやすい商品なので、食材用途ではなくても皆使ってしまうし、周りに紹介してしまうのだと思います。
例えば、構成パーツの素材を吟味するなど食品用(蜂蜜用)として、あらたなラインナップを検討いただけないでしょうか?
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。」
→これに対して、2社から速攻で返信がありました。
回答C-2
「改めましてのお問合せ、誠にありがとうございます。
貴重なご意見として承りました。重ねてお礼申し上げます。」
回答D-2
「大変貴重なご意見をいただきまして、誠にありがとうございます。
今回いただきましたご要望は担当部署へ報告し、必要に応じまして商品開発等の参考にいたしたく存じます。当社ではお客様の快適で便利な暮らしのため、お客様のご意見・ご要望を取り入れながら商品開発・販売をいたして参ります。」
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→食品用・蜂蜜用が製品化されることに期待しております。