投稿日:2018/10/17 19:23
今年使ってみて良かった電動遠心分離器です。小規模の趣味養蜂家に最適ではないかと思い、ご紹介します。その名も「百花しぼり」。38工房さんがニホンミツバチの蜂蜜しぼりのために開発したそうです。
今春の捕獲が順調だったこともあり採蜜回数が増え、この遠心分離器を導入しました。いままでの自然落下方式では垂れ切らずに残る蜜がもったいなく(ミツバチに申し訳なく)思えていましたが、これでほぼカラカラになるまで、無駄なく気持ちよく絞れます。また従来の方式では長時間蜜を垂らしているため、巣脾や蜜を外気に触れさせているため衛生的な懸念がありましたが、この点も大きく改善できます。
モーターのパワーが若干弱いため一度に大量の巣脾は投入できませんが、少しずつ分ければ問題ありません。値段も手ごろだし、大きさもコンパクト。使い終わったら部品をバラシて洗えるので使い勝手は大変良いと思います。
一般に涼しくなってくると垂れにくいので採蜜はできませが、これでこの時期の採蜜も可能になりました。(先日、スズメバチ被害で逃去した巣箱からこれで採蜜しました)
商品の詳細 → https://www.38kobo.com/%E7%99%BE%E8%8A%B1%E3%81%97%E3%81%BC%E3%82%8A/
モーターのパワーがやや物足りなく、重箱(私の場合、内径W22cm×D22cm×H14cm)一箱を遠心分離処理するには、約4分割から5分割にして少しずつ処理する必要があります。回転ザル部分の容量は割と大きいのですが、たくさん入れてしまうと回転が極端に悪くなります。しかも30秒ほど連続運転すると焦げ臭い臭いがしてきます。なので少し入れては回し、カスを取り除く作業をしてモーターを休める、の繰り返しでした。少しずつの方が良いように思います。20秒回したとしても蜜はほぼ完全に分離されます。この作業をたとえば5回繰り返したとしても30分はかからず、劇的に蜜垂らし作業時間が短縮されます。カラカラの搾りかすを取り出す時の快感は最高です。ミツバチに申し訳が立つというものです。
以前は完全な垂れ蜜にこだわっていましたが、蜜が長い時間外気に晒されているのが気になっていました。長い時間置いておくと、ホコリや虫の混入リスクが高まります。それに蜜を外気に触れ続けることで良い影響を与えることはないと考えます(素人考えですが、たとえば酸化が起こるとか)。これらの懸念を解決してくれたのがこの遠心分離器でした。
当然ですが、絞り出た蜜は細かな巣くずが大量に含まれていますので、さらに布で濾す必要があります。
2018/10/17 21:01
コンテツ
茨城県
趣味養蜂です。茨城北西部・常陸大宮市内が活動場所です。
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佐賀県
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一昨年の6月に譲ってもらい昨年の分蜂で2群捕獲して3群飼育していますがまだまだ初心者で判らないことばかりです。
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