今年、4月30日に巣枠式巣箱に入居して以来、まだ中の様子を見ることができなかった。
それはハチに対する恐怖心からだ。
でもいずれ採蜜することになったらやらなければならないので、勇気を出してトライすることにした。
白衣を着て網付き帽子をかぶり、皮の手袋とゴム長の完全防備スタイルで上蓋を開けた。
プラスチックの枠を引っ張り出すときに蜂が騒いで飛び回る。
黒い樹脂が木枠についているがこれってプロポリス?
確か日本みつばちはプロポリスを作らないと思っていたけど少しは作るのでしょうか?
プラスチックの巣枠は手袋をしていると滑ってつかめないので思い切って素手で引っ張り上げた。
ハチが下までびっしりついていて上から4分の3くらいは蜜がたまり残りは白っぽい蓋が見えた。
ゆっくりと元に戻すとハチたちも静かになった。
今回は一つだけの内検。まだドキドキが少し残っている。