投稿日:2019/12/6 22:32
国立環境研究所生物・生態系環境研究センター 坂本佳子研究員等の研究グループは、近年ニホンミツバチの気管で増殖し、甚大な被害をもたらしているアカリンダニが、なぜニホンミツバチだけで重症化し、セイヨウミツバチでは問題とならないのかについて、行動学的な視点からの要因究明を試みました。その結果、セイヨウミツバチと比較して、ニホンミツバチではアカリンダニをうまく払い落とすことができないことが明らかになりました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20191122-2/20191122-2.html
この研究をみて疑問だったです。
ヘギイタダニは西洋におもにみられ、日本みつばちにはほとんど
見られない。それは、日本ミツバチはグルーミングをするからと
いままでどこかで読んで思っていました。今回の研究では、アカリンダニ
に関して、グルーミングの差により日本ミツバチはうまく落とせないって
いうような結果だったと思います。
ヘギイタダ二とアカリンダニへの対応の違いがどこからくるのかがわかりません。
日本語版はかなりざっくり要約されているので原本を読みました。本研究の目的は「グルーミング行動の有意差の解明」が目的なため、なぜ有意差が出たのかは原本では「ミツバチ種間のいくつかの形態の違い(和訳)」となっていますね。
坂本研究員の本研究は科研の基盤Bで採択され行っています。科研の審査は専門家による判定員の減点方式で採点され、研究が採択か不採択かが決定します。
本研究種目の目的(教育的・社会的意義を有する研究への助成)に留意して、どのような背景(本研究を応募するに当たり、着想に至った経緯等)、問題意識で、研究期間、何をどのように、どこまで明らかにしようとするのか、本研究の特色と意義が分かるように研究目的、研究計画・方法、研究の新規性から実験の手法、社会的意義を有する研究かを作文しなければなりません。研究計画に不備があると採択されないので今、研究室レベルで出来るちゃんとした実験でその手法、着想はさすがだと思います
2019/12/6 23:57
2019/12/7 08:22
2019/12/6 22:36
2019/12/7 10:03
2019/12/12 22:15
2020/1/10 11:29
yamada kakasiさん
知っていても、書かない部分も存在します、
ダニの種類(アカリンダニとミツバチヘギイタダニ)により、グルーミングの仕方や、有効性が異なるのでしょうか?
所見でよろしいでしょうか。
ダニの種類 アカリンダニと、ヘギイタダニ、間違えはありません
ヘギイタダニは、系統は、J系統、K系統が存在します、確認できる範囲、割合は1袋9です、地域により違うかもしれません。
アカリンダニの系統は申し訳ありませんわからないです、(たしか前田氏?にでも聞いてみたらいかがでしょう)
J系統は、日本ミツバチ、西洋ミツバチ共にグルーミングなどにより、致命的な影響はそんなになかったと思います、1995年ごろまで、
指摘の文面では、K系統、j系統、両方ヘギイタダニとしてまとめて書いてあるような気がしていますね。
例えば、子出し、逃蜂、などの異常行動の残った巣の写真や、ダニの落下などの確認作業、が、必要かとおもいます。
日本ミツバチに、はヘギイタダニは寄生しないと本当に言い切れるのであれば、問題はありませんが、もしも存在するかもしれないと仮説とすれば、確認が必要なのだと思います。
小生の意見として聞いていただきたいことは、ミツバチが巣を捨てて逃げ出したミツバチは、何らかの病気、ウイルスを含む、保菌していると考えており、その群れを、周りに出すことは、周りの日本ミツバチに必ずと言っていい、影響があると思います。
否定するのは簡単ですが、確認してみてはいかがでしょうか。
追伸ヘギイタダニの系統の外見での区別はつきません。
確認の方法は、落下、砂糖、により確認できます、やり方は別途聞いてください。
2019/12/9 16:04
西洋ミツバチは アカリンダニはグルーミングで逃れるが ヘギイタダニは落とせない、 日本ミツバチは その逆・・・ですね。
文中より
この見解は、一部間違えている気がしています。
1.
1995年ごろまでは、J系統ヘギイタダニは、西洋ミツバチ日本ミツバチに感染していましたが、問題はありませんでした。j系統ヘギイタダニは、宿主は日本ミツバチです。
2.
アカリンダニの落とせるか落とせないかの話は、要因としての(論文より)考え提議だと理解しました、
3.
実験の突っ込みどころ
元々アカリンダニに感染している日本ミツバチを実験に使わなかったとは書いていない、否定も肯定も出来ない。ほかにもありますが・・真剣に考えず、こんなことも考えられる、要因があるかもしれない程度で受け止めました。
2019/12/7 10:25
ミツバチ研究所
熊本県
今更聞けないような事を、初心に帰り相談させていただきたいと思っています。 体と相談しながら無理なく、質の良いミツバチの飼育を目指したい。 2025年春はダニが多...
ミツバチ研究所
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kuni
三重県
重箱式・フローハイブ・巣枠式楽しみながらやっています。 課題は夏分蜂をいかにして乗り切り秋まで維持できるか。重箱では、4段の少数 段で採蜜をローテションを目指し...
kuni
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ぼたん
愛知県
蜜蝋入りハンドクリームが作りた~いッ。から始まって養蜂に辿り着いてしまいました ハチミツを食べるよりも貰って頂いて感想を聞くのが今の楽しみになっています。
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
ちょび
東京都
東京の多摩地域でニホンミツバチを飼っています。 本業は果樹園の人。農薬普段使いしているプロ中のプロです。 農薬の知識、農薬に関する法令についても知識が豊富です。...
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カッツアイ
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H27年に蜂友の方から二ホンミツバチを3群譲っていただいた、 H27年は採蜜後の巣落ちで逃亡1群、とアカリンダ二症で2群が全滅。 H28年は6月末に一群を頂...
私もKuniさんと、同じように理解していました。
『日本養蜂協会の養蜂技術指導手引書 Ⅴ 「養蜂における衛生管理 ダニ防除技術」(一部抜粋)では以下の記述が見られます。
「トウヨウミツバチには、ミツバチヘギイタダニとジャワミツバチヘギイタダ ニの2種のダニが寄生する。これらは雄蜂児でのみ繁殖し、蜂群 に壊滅的な害 を与えない。その理由は未だ明確になっていないが、働 き蜂蜂児のサイズが セイヨウミツバチより小さく生長期間も短いためにダニが十分に増殖でき ない、働 き蜂のグルーミングによりダニを取って捨てる行動が顕著である、複 数のダニに寄生された雄蜂児は弱ってしまい羽化するときに巣房の蓋を開 けられずダニを道連れにして死んでしまう、雄蜂児を育成する時期・期間がセ イヨウミツバチよりも限定されている、などのダニにとっては不利な性質が トウヨウミツバチには揃っている。これらの性質がどのようなメカニズムで 成立しているかを解明し、ダニに負けないミツバチの育種に役立てる必要が ある。
感染・拡大の歴史
セイヨウミツバチはアフリカ・ヨーロッパが原産なので、ミツバチヘギイタダ ニがセイヨウミツバチに寄生するようになったのは、養蜂 を目的として人為 的にセイヨウミツバチをアジア地域に導入してからのことである。日本 には アメリカ経由で1877(明治10)年に導入され、韓国 では1890年代とされる。セ イヨウミツバチに被害を及ぼすミツバチヘギイタダニはトウヨウミツバチ では、日本 からスリランカまで自然分布している。
トウヨウミツバチに寄生していたダニがどのようにセイヨウミツバチに 移ったか、詳 しいことはわからないが、1950年代以降、セイヨウミツバチに その存在が顕在化し、ほぼ世界中にダニが広まった。トウヨウミツバチからセイヨウミツバチへの寄主転換はすぐに起こった訳ではなく、徐々 に起こっ たと考えられる。各国 での発見記録、蜂群の輸出入の記録、ミトコンドリア DNAの解析結果から得られた韓国型および日本・タイ型のダニの分布を総 合し、ダニの感染・拡大経路として推測された二つのルートがあると考えられ ている。一 つは、極東 アジアから極東ロシアを経てヨーロッパさらに北アメ リカへのルート。もう一つは、日本 からパラグアイを経由して、南北 アメリカ に広まったルートである。セイヨウミツバチによる養蜂が盛んに行われる国 でミツバチヘギイタダニが発見されていないのはオーストラリアだけであ る。」』
この文章からは、ミツバチヘギイタダニとジャワミツバチヘギイタダ ニの2種のダニがトウヨウミツバチに寄生するが壊滅的な被害を与えないのは、その理由は未だ明確になっていないが
❶働 き蜂蜂児のサイズが セイヨウミツバチより小さく生長期間も短いためにダニが十分に増殖でき ない
❷働 き蜂のグルーミングによりダニを取って捨てる行動が顕著である
となっています。
ダニの種類(アカリンダニとミツバチヘギイタダニ)により、グルーミングの仕方や、有効性が異なるのでしょうか?
または、ここにあるトウヨウミツバチに日本ミツバチは含まれないのでしょうか?
この養蜂技術指導手引書の見解そのものが、もう過去のものなのでしょうか?
2019/12/9 15:13
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせながら、良い方向...
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