長雨でなかなかな内検出来ず、オーナーさんもやる気にならず連絡も来ないので、本日突撃してきた。行ってみるとオーナーさんはお盆で畑におらず、仕方ないので弱小群のチェック。
2女王群は潰しあった模様。交尾もあの天候では上手くいかなかったのだろう。
産卵している女王のいる2群には真っ黒になって青カビの生えた巣枠があった。蜂員が足りないとこうなるのだなと巣枠を取り出し、蜂蜜も空っぽになっているので、急遽湯を沸かし砂糖水を作る。
優勢な方は4枚箱を二段にし、もう一群は他の女王不在になったらしい働き蜂と新聞紙合同にトライ。新聞紙合同は初めてなのだ。下段に給餌枠があるので、うまく合同して食べて欲しい。この合同がうまくいったら更に他の残党も合同してみよう。
両群にたっぷりの50%砂糖水とビーハッチャーを半分ずつ投入。増えてくれると嬉しいのだが。
今日はこの4枚箱群のこれからを考えながら作業していたので、ほぼこれでいっぱいいっぱい。
隔王板をしているおっ母様の群は王台を見ないとまずいので、これは1人で無煙で作業。懲りずに無煙〜。長靴だから鉄壁なのだ〜。しかしこの群は大人しい。女王はチェック出来ず、サナギと少しの卵はあった。元気でいて欲しい。
D1Bも見てみたが、こちらは流石探検隊の血筋。無煙だと騒ぐ。巣枠を引き上げる前にオラオラオラと始まった。しかし今日の私は鉄壁。隔王板を外したので、のびのびやってください。
みかん女王が分蜂して残した第一王女の群は、今日は下段までは見る余裕がなかった。上段の蜜枠が重い。凄いなこの群。採蜜まではもう欲張っては考えていないが出来ちゃうかもしれない。でも醗酵しそうだよなぁ。
スズメバチを20匹は取ったとオーナーさんが言っていたので、さっさとネット張るべと思うのだが、今日は無理。隔王板を外してある群も内検しないとなのだ。
そして気になるダニ。チモバールが良いのでしょうか?ここで1発かけておきたい。
あと黒くなった枠を交換したいのだが、卵があったりすると、どうなん?と思ってしまう。もったいないのだが、どうなん?
途中オーナーさんがお盆の集いを抜け出して様子を見に来た。2年ほど前のオーガニックな蜂蜜の残りが梅酒用の大きな瓶に入っていた。下の方は結晶化しているが、アルコールが出来ているようだ。味見してみぃと言われ、蓋に鼻を近づけてみると軽いアルコール臭を感じた。酸味はほぼなく甘いが僅かにアルコールが出来ているのか?ものすごく緩やかなアルコール醗酵が起きているのだろうか。美味しい。上等な蜂蜜とでも言うべきか、煮物などに使っていたと言うのだが、これは生で食べた方が良いのではなかろうか?洋生菓子に使うと極上だろう。蜂蜜がバージョンアップされていて、蜂蜜のような別の何かになっているっぽい。残っている蜜を蜂に返してやれるかな?との事だったが、微アルコールは蜂にはOKなんだろうか?
いやぁ、これはこのまま人が頂いた方が良いのではないかなぁとはにこは思う。
幻の蜂蜜だぞ、これは。