１２月の日本ミツバチの保護イベントは、いよいよ小学生への出前授業に着手です。大人対象とは、少し内容や表現を変えました。今日は、６年生対象でした。

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時々盛り込んだクイズへの反応も全員参加。大人の方々には挙手に恥じらいが在りましたが、子供達は、発表で無ければ、サッと手が上がります？！

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雄蜂の使命として、「交尾活動に命を懸けるとは、上手く他群の女王蜂を見つけて交尾が出来ると、その場で役目を終えて死んでしまうんですよ。」と補足すると、即、男子が反応！「えっ！何でそこまでしなきゃいけないの？そんなぁ。。」と顔を見合わせて、口々に。。。
「そうだよね～。その為だけに生きるなんて、チョッと厳し過ぎるよね～。。。でもそれが蜜蜂が生き残って来た生き方なんだよね。」・・・一気に、雄蜂に同情が集まりました。この純な反応が、私には懐かしくて、私も一気に前職の感覚を思い出させて貰いました。背丈は、私よりも大きい子達が、初めて知る生態に食い付いてくる。小学生の良い所の一つです(^^♪

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蜂蜜のテイスティングも、味わい方をレクチャーしたので、その通りに味わってくれました。西洋さんと和蜂さんの蜂蜜の味や香りの違いも、分かったようで、違いが判った瞬間に、おメメがキラキラっとして、幸せそうな表情でしたね。こういった反応も、判りやすく感動してくれて、こちらも嬉しくなります。

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最後に、今日の授業で心に残った事を聞きました。ずっと被り付きで反応していた虫大好きそうな男の子は、「蜜蜂って一種類だと思って居たけど、西洋ミツバチと日本ミツバチの見分けがつきそうです。」と話してくれました。最後に代表の女の子がお礼の挨拶をしてくれましたが、途中からＮｏ原稿で、「蜜蜂が私達の暮らしに重要な役割をしてくれている事を知れてよかった。家に帰ったら、家族にも話してあげたい。」と、、、蜜蜂を大事なんだと、皆に広めて欲しい事は、正に、私が伝えたかった事。時間がオーバーして言えなかった事です。感じ取ってくれて、私の方がお礼を言いました。子供の内から、蜜蜂に親しみを持って貰う事は、必ず、保護に繋がっていくと思うからです。

実は、私が養蜂を始めて半年経った頃、私が日誌に投稿した話題で、私にとっては懸案事項になって居た事で、今回、実行できた事があります。
それは、「蜂蜜は、ミツバチのゲロ問題」です(;^_^A　小学生が大好きなシリーズ本「ざんねんな生き物事典」に掲載されているミツバチに関する内容に衝撃を受けたので、紹介した時の事でした。
子供達は、学校図書館で、こんな風に紹介された蜂に関する情報を目にしているんですよ～と、投稿したんですが、それが波紋を呼び、私が怒られちゃった？事に、逆に驚いた事が在るのです。
https://38qa.net/blog/215974
その時のやり取りの中で、
『確かに、一番大事な蜜蜂の口移しバケツリレーによって、栄養価が増して、身体にイイ蜂蜜が出来るんだという部分を入れて欲しかったですね～(^^♪
私が教師を続けていたら、そこは発展させたと思います（●＾o＾●）』
と書いたんです。奇しくも今回、臨時講師として、花蜜が蜂蜜に変化する場面も紹介したので、２０２１年の時の事を思い出して、小学生の内容には、この本を話題に盛り込みました。

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ゲロという言葉のイメージは、子供達にとっては、酔っぱらいのオジサンのそれとは全く違うのですが、それでも吐き戻すイメージには、なってしまいますよね。でも、私が思うに、ミツバチのストローのような長い舌で、貯蜜係が吸い取るような、吸引するような受け渡しなのではないかと思うのです。そして、何より大事な事は、この時に、花蜜だけを受け渡すのではなく、ミツバチの分泌する酵素や花粉の粒子等が受け渡される事によって、花蜜が蜂蜜に変わっていくのだという事です。子供達も納得していましたね。
だからこそ、小さなプラスチックスプーンでの一舐めの蜂蜜の味に歓喜の声を上げ、大事そうに味わっていたのだと思います。
私は、「蜂蜜に対する冒涜だ！」と眉をひそめて、目を背けるのではなく、子供達が何故この本に食い付くのかを、自分も読む事に依って探り、誤ったイメージを持たないように導くのが、真の蜂蜜愛？だと思って居たので、それが少しでも実行できて良かったです。自分の子供や孫が読んでいたとしたら、読ませないのではなく、付け加えてあげれば良いのだと思うのです。何しろ、大人気のシリーズ本ですからね～♪

実は、の第二弾。今日の学校は、２０００年までの７年間、私が勤務していた学校でした。それから２５年間、これほど中まで入った事は無かったのですが、会場になった多目的室は、在職中に、２教室をぶち抜いて作ったまんまの多目的室でした。
単純計算すると、この６年生の子達の親御さんは、丁度、私が居た頃の小学生だったのではないかと思うのです。３クラスずつの学年構成だったのに、今は、全て１クラス。しかも、３０人以下だそうです。隣の学校との合併話も出ているそうです。淋しい限りですなぁ。。。
でも、落ち着いて、出前授業にも食い付いてくれたし、少人数になって来たからこそ、一人一人が細かく見て貰える利点でもありますね。

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お花をたっぷり用意して、プレゼントしてきました。今日の訪問は、色々、色々、多岐にわたって考えさせられた出前イベントになりました～ヽ(^o^)丿

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