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ニホンミツバチ
分   蜂   予   測

おがおが 活動場所:愛知県
2019の秋に待ち箱開始し、 2020年4月にミツバチ達がやってきてくれ養蜂生活がスタートしました。 2021年9月までは横浜から実家の愛知へ往復…もっと読む
投稿日:2023 2/27 , 閲覧 944


分蜂予測が流行っているようなので同じようなシステムで当地における過去の実績から予測しました。
私の予測法は

・1月1日からの積算平均気温を使用
・過去の積算平均気温に初分蜂の日を照らし合わせる
・過去3年の実績と比較して初分蜂日が積算平均気温が何℃のウインドウにに入っているか分析する。

下の図は過去の2020年(青)、2021年(朱)2022年(灰)の1月1日からの積算温度を示します。
日付は初分蜂を記録した日とその日の積算温度です。
・2020年は年初から気温が高かったようで積算温度も
  早くから立ち上がって初分蜂も早かったことが分かります。

・2021年は最初こそ気温が低かったものの途中から盛り返し3月後半には前年と同じ積算温度になりました。分蜂は年初の低温が影響したためか前年より10日程遅くなりました。1月末前を見ると前年と同じ積算温度250℃になるのに10日程遅れているのが興味深いです。2月には積算気温は盛り返しているものの、1月の低温がたたったようです。

・2022年は前年と同様に年始から気温が低く2月中は更に前年・前々年よりも積算温度の立ち上がりが遅く低温だったことが分かります。積算温度が250℃になるには2021年よりも更に遅く、2020年と比べて20日遅れています。これは偶然か分かりませんが、1回目の分蜂も20日遅くなっています。1月の低温の影響に加えて2月に盛り返さなかったため更に遅くなったと見えます。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/121/12134687746669043795.jpeg"]

また、2022年は3月中旬に1度だけ20℃を超える日が連続したものの、その後低温の日が続き次に気温20℃が連続した日は4月8日以降となりました。このため更に遅くなったように思います。

過去のデータと積算温度を照らし合わせると、概ね積算温度が650から750くらいで分蜂するようです。


今度は今年の予想です。
上で書いたように積算温度が650から750程度ですから2023年(黄色)は3月30日~4月10日くらいになる予想になりました。

1月は暖かい日が多かったものの2月は寒い日が続いたので前半は2020年、後半は2021年のような気温推移となったようです。1月前半に産卵のスイッチが入ったならば少し早めに予想範囲の前半に1発目が発生するように感じます。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/062/6209092881460614062.jpeg"]

コメント8件

おがおが 活動場所:愛知県
投稿日:2023 2/27

予測方法の普遍性を見るために鹿児島半島付近のデータも確認しました。


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/033/3391413169619109486.jpeg"]

2020年は1月からの積算平均気温が825℃で分蜂していますが、

その後の年はもっと早くから分蜂しています。

1月からの積算温度の高い低いと分蜂日の早い遅いが逆転していて地方を跨いで普遍的に調べられる方法ではないような感がします。

鹿児島は平均気温がずっと高いのでもっと別の予測方法を考える必要があるかもしれません。例えば、ある区間(例えば10日間)の平均気温が〇〇度を越えてからの積算気温が○○℃を超えた。など。

ハッチ@宮崎 活動場所:宮崎県
投稿日:2023 2/28

おがおがさん、おはようございます!

とても興味深い積算温度と分蜂始期の関係性、解説にもなるほどと頷けます(^^)

鹿児島は早めというのも面白い分析で、蜜蜂が分蜂に備えて育児倍増させたい時にいかにそれに見合った蜜・花粉源植物が開花しているかが関係してくるのだろうと想像しました(^_^;)

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2023 2/28

おがおがさん   おはようございます。
チャートを使い分かりすく、かつ詳しく説明していただきありがとうございます。(^.^)/~~~
わたしの、ザックリ 水漏れの説明とは大違いです。(^_-)-☆
もっと多くの人が情報交換してより信頼できるものができるといいですね!

もう研究され尽くしたと思われるソメイヨシノ開花予報でさえ、気象庁の情報と各気象会社の予報が微妙に異なることや、開花を、気象庁のように標本木で5~6輪以 上の花が開いた最初の日をもって開花とするか、満開時の桜とするかにより異なるようです。

ピークより、かなり外れた早期の初分蜂に目が行きがちですが、わたしは、過日このQAで管理人さんから公表していただいた下図を重宝しています。この図は移動平均だそうです。


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/164/16463490487343928355.jpeg"]

わたしたちの地域の、そのまた狭い範囲では、標本とした先発の早期の分蜂には、かなりの差がありますが、分蜂のビークの数週間全体に、それほど急激な変化はみられません。この図のようなものです。これは飼育群を観察した実感です。でも、温暖化により頂点が崩れて、ゆるやかに全体に左右に移動していく予感がしています。右ウイングへの伸びが大きいような気がしています。(/ω\)

風車@埼玉 活動場所:埼玉県
投稿日:2023 2/28

おがおがさん

私も同じことをしておりますが・・・。

今年の1・2月では2019年と2016年とほぼ同じ流れですね。

1・2月の低温はもろに産卵開始に影響していると思いますね。

おがおが 活動場所:愛知県
投稿日:2023 3/2

ハッチ@宮崎さん

いつも良く見て頂いてありがとうございます。
鹿児島が早いというの実際そうなんでしょうけれど、1号報告された群れの状態が通常の春分蜂なのか何か別の要因で早めに報告されたのか分からないので3号くらいの報告を使うというのもあながち間違っていないような気がします。

おがおが 活動場所:愛知県
投稿日:2023 3/2

yamada kakasiさん

いつも見て頂いてありがとうございます。

各地での報告1号は早合点の誤報などもあるのでスケートの採点方式のように一番最初は除外するなど少数意見は無視したほうが良い気がしています。

昨年は3月中旬の暖かな日から急に冷え込む日が舞い戻り4月になると雨と曇りで随分じらされました。

今年は幾分か早くなると予想します。当たったら巣箱増産します。

おがおが 活動場所:愛知県
投稿日:2023 3/2

風車@埼玉さん

コメントありがとうございます。

皆さん考える事は概ね同じですね、待ちきれずうずうずしてきてついつい手が動いてしまいました。

確かに更に前の温度履歴を確認すれば同じような年の分蜂状況を確認すれば予想できそうですね。
今年は1月が温暖で2月が低温、1月に産卵スイッチが入っていれば早めの分蜂になるのかと予想しています。

パンツンギッタ 活動場所:鹿児島県
投稿日:2023 3/5

おがおがさん、鹿児島の分析もしていただいて有難うございます。

奄美大島では既に分蜂の報告がされているようですが

これから、種子島・屋久島、県本土と報告がされていくのでしょうね

統計をとるのも、ミツバチの生態を知るうえで大切なことですね。

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