こんにちは。福岡のとくさんです。前回投稿してから3週間近くになります。アカリンダニ対策で3月18日にハッカ油3月22日に固形メントール、3月26日にやっと蟻酸(76%)と水を2:1に薄め(約50%)た容液20mLをキッチンペーパーに滲み込ませ、小さな陶器の皿に載せて、簀の子の上にセットしました。この間皆さんに有益な助言を頂き感謝しております。昨日4回目の投与をしましたが、まだ徘徊する蜂が見られます。特に3月20日頃から目につきだした雄バチが多数感染しました。
雄蜂が出たのになかなか分蜂がないなと思っていました。蟻酸の投与後に花粉を搬入する蜂が減ったこともありました。4月4日に写真のように巣箱に蜂が群がっているのに気が付きました。実は前日も同じような現象がありましたが分蜂は無かったので、今日も無いかなと思いました。
その場を立ち去ろうとした時に、妻が後ろに蜂球ができていると言いました。私が座た青いみかん箱の右上に蜂球がありました。実は写真の真ん中の木の枝に金網を貼った分離版を用意していましたが、遮光ネットにとまっていました。
巣箱をセットし蜂が入るのを待ちましたが、45分位で動きが止まり、こちらが我慢できずに、網ですくって巣箱の土台の上に置き、巣箱を載せました。
1匹だけ傷ついた蜂がいました。どうもそれが女王バチだったようで、しばらくすると働きバチは皆、元の巣に戻っていきました。がっくりです。遮光ネットを取り外し、セットしていた分離版の金網の上に張りました。一つは先の写真の所、もう一つは巣箱の左側のこぶしの木の枝です。そして翌5日には分蜂は無いと思って午後外出して、夕方帰宅して巣箱を見ると、後方分離版に蜂球が!慌てて写真も撮らずに箱を持って行って誘導しました。木の幹に残った蜂は二回素手ですくって土台にセットした巣箱の巣門に近づけると自分で素直に箱の中に入っていきました。きっと中に女王バチがいるのだなと安心しました。
翌朝に写真を撮ると左上の簀の子の下にいることは確認しました。当日の夜は簀の子と天板の間にいました。外に出て来ません。結局2日目の朝に確認するともぬけの殻でした。本巣から1m位しか離れていなかったのが良くなかったかなと反省しています。2回めも失敗!!
大いに落胆していましたが、翌8日に昼食をしながら巣箱を見ていたら蜂がどんどん飛び回り、そのうちこぶしの木に取り付けた分離板に集まり始めました。11:46。
35分後には綺麗な形の蜂球になったので紐を切って分離板ごと下に用意した巣箱にかぶせました。因みに分離板は45x45㎝のベニヤ板です。
前回の反省で本巣から10m離れた場所に持って行き、しばらくしてから分離板を下にして裏返しました。