昨日の午後3時に先週1群自然入居を確認したHさんから「蜜蜂が大変だ」と電話がありました。出先から1時間後に駆けつけると空の巣箱脇に置いたキンリョウヘンにニホンミツバチが群がりその周囲を飛び廻っている状況でした。巣箱以外からの分蜂群のようですが、更に良く見ると巣箱の隣の昨年秋まで自然巣のあったシラカシの木の根元の洞にも大勢集まっています。根元にはネットが被せてありました。Hさんが洞に入らないように被せたものでしたが、既に洞に入った蜂、ネットの周りにいる蜂、飛び交う蜂で大変な騒ぎ、蜂も攻撃的になっていました。洞に入った蜂を追い出すことは無理なので、Hさんと相談して巣箱は諦め、洞に住んでもらうことにしました。ネットをはずすとほとんど洞に向かいようやく静かになりました。やはり自然洞の方が良いようです。洞は昨年空になってから塞ぐことも考えましたが細かい根が入り組んでいて完全に塞ぐことは困難と判断しそのままの状態にしておいたものです。巣箱の方を選んでもらえなかったのは残念ですが、これからは巣箱と自然巣の両方を観察できる貴重な場所ができた!と思ってしまいました。ちなみに状況を見ている時にあごを刺され今までよりアレルギーが強く出たので近くの医者へ行きステロイド点滴を受けました。次の日朝、洞から元気に出入りするのを確認しました。
元編 No.5 シラカシ 今まで観察した樹洞自然巣を記録してみました。 https://38qa.net/blog/48975
洞からネットをはずしたところ
前編 19.5.14 自然巣を経て入居しました。自然巣の観察No.5シラカシ 続編 https://38qa.net/blog/58396
続編 19.5.25 樹洞巣をリフォーム中です。 自然巣の観察No.5シラカシ 続編2