掃除採蜜はいつどのようにしてやるんでしょうか？

Celicaさん、こんにちは！

私は越冬明けに貯蜜部分の蜜蓋をアンキャンピングし～その部分にまで産卵育児するまで新しい巣脾を足さない管理をしています。越冬貯蜜が喰い尽くされてから巣脾枠挿入することで掃除蜜はしていません。

越冬貯蜜が残っているようでしたら、春の流蜜期に入る前に貯蜜部を離蜜されればいいと考えます。

美味しい春のレンゲ蜜などに越冬貯蜜が混じるとせっかくの味が損なわれてしまいます。

まず掃除採蜜の時期は新蜜の入り始める直前に行うのが普通ですが、あるいはレンゲ蜜を採りたいというような場合はレンゲ蜜の入る直前に行います。その後アカシア蜜を採りたいのなら同様にアカシア蜜の入る直前に行うのです。この時に取り過ぎてそのあと雨などが続くと餓死させる危険もあるので採る量の判断が難しいです。それと巣枠の中に幼虫がいれば分離器で回すと出てしまうのでやり難くなります。

掃除採蜜をやらなかったらですが、これは春の新しい蜜を販売するために行うものなので自家用などではやらなくても構いません、ただ春先にふそ病予防に抗生物質を使っていれば掃除採蜜をしてから残留が無い事を確かめてから新蜜の採蜜をやらなければなりません

越冬蜜が大量に残っていれば濃縮されてメイラード反応とかで褐色の濃い蜜になり、分離に時間がかかる事が難点くらいです。

掃除採蜜はハッチさんの書き込みのように少量であれば３月頃から蜜蓋を削って春の蜜が入るまでに食べてしまうか新蜜と混ぜさせるのがいいです。あるいは３月頃になっても貯まり過ぎているようなら貯蜜枠を引き出して保管しておけば掃除採蜜はやらずに新蜜を貯められるようになります。

一般的には、多少の薄い蜜が入り始めたら掃除蜜をします、蓋を開ける時に甘い蜂蜜の香りと熱気でも判断できると思います。

Celicaさん　こんにちは。私は、日本ミツバチしか飼育して居ないので、具体的な掃除蜜のやり方は解りませんが、はちみつに関して質問があり、今冬、全国はちみつ公正取引協議会に問い合わせた事が在ります。
その際に、「販売するなら」投薬や給餌をしている蜜蜂の冬の残りの貯蜜が在る場合は、春の蜜が入る直前に、掃除蜜（捨て蜜と呼んで居ました）をする約束になって居るという事でした。
自家消費で、冬の蜜が混ざっても構わないなら、そこまでの縛りは無いと思います。でも、冬の残り蜜は、秋までの蜂蜜が主であり、時間も経ちますので、色も濃い茶色系に色変化してきていると思います。
折角の西洋さんの単花蜜が楽しめる時期ですから、残った貯蜜を採蜜して、新しく春の淡い色の蜂蜜が貯蜜された方が宜しいかと思います。
投薬の場合も、投薬から何日間は、採蜜しないという取説があったと思われます。
純粋蜂蜜として販売する場合は、冬の砂糖水だけの給餌でも、掃除してからの貯蜜でないと、販売してはいけないとの決まり事だそうです(^^♪
来年は、もう少し早く掃除蜜を採取しないと、早春の菜の花や桜の花蜜にも、間に合わせたいですね。