今年5月に入居した群がいます。最近巣門付近に小さな雄蜂が大量死していました。内見すると下に生きた雄蜂と死んだ雄蜂が沢山いました。おそらく女王蜂が死に働き蜂産卵により小さな雄蜂が沢山生まれたものとおもわれます。蜜蜂は何らかの原因で女王蜂が居なくなると変成王台を作り女王蜂が更新されると聞きますが、日本蜜蜂は変成王台により女王の更新はされにくいのでしょうか?また更新されるとしたら更新される群とされない群との違いは何でしょうか?
ハナまるさん、こんにちは!
小さな雄蜂とのことなので働き蜂産卵によりこれらが大量に育てられ、働き手である働き蜂の減少に伴い餌不足となって現状の様になったものと推測します。
不慮の事故による女王蜂の不在に伴う変成王台造成には、働き蜂(雌性)の卵かふ化後3日齢の若い働き蜂幼虫(ローヤルゼリー投与により女王蜂になる可能性がある幼虫)があることが絶対条件です。働き蜂産卵に移行してしまってからではそれらが存在しないことになるので王台らしき物(疑似王台)は造られてもその中身は雄蜂となってしまい用を足すことはないです。
日本みつばちは、西洋ミツバチに比べて変成王台を造る意欲が少なく感じ、実際変成王台を造らないまま働き蜂産卵に移行してしまうまでの時期が短いように思います。これは王乳(ローヤルゼリー)分泌能力を有する若い働き蜂の存在が大きく影響しているように考えています。
女王蜂が老齢となって譲位のために造られる換王王台は上記変成王台と混同されがちなので変成王台とば別物として考える必要があります。
活動場所 :神奈川県
ハッチ@宮崎様 こんばんは!
“ 不慮の事故による女王蜂の不在に伴う変成王台造成には、働き蜂(雌性)の卵かふ化後3日齢の若い働き蜂幼虫(ローヤルゼリー投与により女王蜂になる可能性がある幼虫)があることが絶対条件です”
ということは今から変成王台がつくられることは難しいと考えられますね。
ところで変成王台や換王王台が作られているときは働き蜂産卵は起きないのですか?
王台からも何らかの抑制物質が出てるのかもしれないです。王台造成が困難になった場合に働き蜂産卵に移行してしまいますが、西洋ミツバチは随分と時間が経過してからになるのに比較して日本みつばちはそれまでの時間間隔が短いように思います。
そういうことなんですね!了解しました。これまで変成王台出現が謎でしたが分かりやすい説明ありがとうございます(^^)
横スレ ゴメンナサイ
前述の王台について、教えていただけないでしょうか?
①換王王台と変成王台の最大の違いはなんでしょうか?
②他のネットを検索し、ヒットしたものを見ると、このことについて、「表面上は、あまり区別できない」との、表現も見られます。表面上区別できないものを、どのように認識するのでしょうか?
造成される過程の違いから、換王王台は少数個をしっかり育生し、変性王台は働き蜂房を改造して沢山手っ取り早く造る感があります。
西洋ミツバチはその違いが著しいので分かりやすいですが、日本みつばちでは王台の大きさもあまり変わりない上に直接目にする機会も少ないですから尚更と思います。
お手数をお掛けしました。
mご回答いただきありがとうございました。