花粉のサイトを見ていたら、スズメバチ補殺器が紹介されていました。本体上部の捕殺部に入ったスズメバチは2時間くらいで死んでしまうと説明されていました。
蜂類は上部へ飛ぶ性質があると聞いていますので、トラップに入ったスズメバチが上部の捕殺部に行くの創造できますが、捕殺部に殺虫のための機器等がついているようにも見えません。
使用経験のある方、スズメバチ防御効果の実際とスズメバチの死ぬ理由をお聞かせください。
よろしくお願いいたしします。
活動場所 :埼玉県
昨日、洋種ミツバチ巣箱にオオスズメバチの来襲がありました。胡蜂捕獲器設置のおかげで探索段階の初期飛来スズメバチが罠部に捕らわれているため、おけげさまで少数の死蜂だけで大事には至ってません。
この捕獲器も日本みつばちでは効果を発揮できないと思います。(巣内への侵入防止であれば罠部のない簡易な防護器で大丈夫と考えます。)というのも、西洋ミツバチは、飛来したオオスズメバチに対して1匹ずつ立ち向かい次々とかみ殺されてしまいます。蜜蜂の反撃に対して斜め後ろ後方へオオスズメバチが退避する部分にスズメバチが通り抜けできない金網がはってあり、その上部に逃れようとして罠部に捕らわれることになります。日本みつばちはオオスズメバチが来ると巣内に閉じこもってしまい、反撃することはないので、なかなか罠部に誘導されることが少ないと思います。
罠部に捕らわれたスズメバチは、2時間も経つと弱ってきます。夜を越すと気温の低下でさらに弱わり時間の経過と共に死んでいきます。これは、オオスズメバチの栄養の摂取方法によるものと考えます。オオスズメバチは野外で蝉や他の昆虫を捕食し肉団子にし自分の巣に持ち帰り幼虫に与えます。幼虫からは逆に蜜(BAAM))をもらってます。この液体はスズメバチ体内蓄積の脂肪分を分解して直接エネルギー源として活用できる組成となっている様です。=Qちゃんや髙木ブーさんの宣伝によるあのBAAMもこの液体の組成を人工合成したものです。巣に戻ることができなくなったスズメバチ働き蜂は、エネルギー源がなくなりと同時に動きが止まるものと思います。
捕獲器が設置されていても、全く安全な訳ではないので、罠部に捕まったスズメバチはすぐに取り出して殺すか焼酎漬けにするなど活用しないと、罠部の蜂にも立ち向かって被害が拡大してしまいますし、オオスズメバチが出すフェロモンによって益々オオスズメバチを誘い込むことにもなるので、日々の見回りとバトミントンラケット等による叩殺しは実用です。
ハッチ@宮崎さま
回答ありがとうございます。回答内容が的確ですべて解決です。
アドバイスをお願いいたします。重箱式巣箱の屋根の上に、ネズミ捕りの粘着シートを設置しています。オオスズメバチが12~13匹かかっていますが、益々仲間を誘い込むことになってしまい、悪影響の方が大きい➡やめた方がよいのでしょうか? お考えをお聞かせください。
日本みつばち巣箱上への粘着シート設置は、オオスズメバチ対策に有効と思います。生きたオオスズメバチ自らのフェロモンにより、餌場等としてその設置場所に誘引されて、本来ならみつばちの巣箱に向かうはずのオオスズメバチ働き蜂を接着死滅してくれるので。
ありがとうございます。このまま置いておくことにします。
ちいおか2539さん、ある程度付着が多くなったり雨に降られて粘着力が弱った場合は新しいのと取り替えてくださいね。くっつかずに付近を飛び回ってみつばちの巣が発見されでもしたら元も子もなくなりますよー! 新しいのを置く場合は、生体のオオスズメバチと中央にくっつけておくのもお忘れなきように !!