7/10前後に自然捕獲した群で重箱式巣箱で飼っているのですが、昨日から底板に雄蜂の蓋らしきものが一日に一つか二つおちています。捕獲した二日後に一回逃亡し、同郡を再捕獲しました。その時に巣枠に卵がひとつずつ産卵してあるのは確認しました。
そろそろ初めのサナギがかえるころだと思うのですが、通常でも一定の割合で雄蜂は誕生するのでしょうか?それとも、他の意味があるのでしょうか?
捕獲された群は、時期的に夏(孫)分蜂でしょうから、その初回に出た女王は産卵力のとてもいい状態の母親女王と思われますが、2回目以降のものはその女王の娘である処女王の群となり、交尾後に産卵を開始することになり、この場合には産卵開始直後に雄蜂卵を産むことはあり得ます。
しかし、今回再捕獲直後に巣房にひとつずつの正常産卵されているのを確認されていることから、元の母親女王の群と考えられます。普通はもう必要のない雄卵は産まないと思うのですが、優秀なために貯精嚢に蓄えられた精子を使い果たしで女王としての役割を果たせなくなる時期が近づいたのかもしれないですね。うまく女王更新となればいいのでしょうが、雄蓋が少ないのであればあまり気にしなくても特に大丈夫とは思います。
重箱式巣箱を使用とプロフにありますが、巣枠式で産卵を確認されたのですかね?
ちなみにですが、私の飼育している宮崎県南部で同所飼育中の西洋ミツバチでは、既に雄蜂駆殺(巣内では最端に追いやられ、一部の雄は羽に働き蜂らに噛みつかれ腹部には刺し針を向けられて巣外に追い払われ、帰巣する雄蜂は巣門から中に入るのを阻止されたり)行動が観察されています。
このような時期に正常産卵中の女王蜂は決して雄蜂卵は産みませんので、有蓋雄蜂房は発見されなくなっています。
ありがとうございます。今朝底板を確認しましたが、雄蜂の蓋らしきものは確認できませんでした。
捕獲には簡易の角洞式巣箱を利用し、その後重箱式巣箱に移しました。2日目で逃亡されたのですが、その時に重箱式巣箱の天井に小さな巣が数枚作られており、その一部を切り取ってみると、そこには既に卵が産み付けられていました。
現在、花粉も盛んに運んで来ており、スライド式の底板をはずして内検しても、巣板が見えないくらい蜂がいるおり、巣自体も重箱式巣箱の2段目まで伸びているので特に異常なようには見えないので、このまま様子を見てみます。
そうでしたか !!
切り取って観られた巣板の各部屋(巣房)に1卵ずつ産み付けられていれば正常ですよ!
花粉搬入があれば育児が順調に進んでいる証ですし、蜂球の塊がしっかりと全巣脾(巣板)を覆っていれば安心です。