投稿日:2020/4/14 21:51, 閲覧 468
4月14日
は、晴れ、たぁ…程よいぽかぽかした日差し。何て幸せなの…
移虫を行う。AMで、移虫以外の全ての作業をやってしまう。
・冷凍保存しておいた変成王台などを解凍。ロイヤルゼリーを取り出し、水で希釈(10倍目安らしい、目分量でテキトーにやる)。
・新王養成群を内検。この時点でできている変成王台を全てすり潰す。
・新王養成群にウジャウジャ湧いているダニだが、蜂の行動にも影響の出るチモール材はさっさとどけてしまう。他の群から雄蜂トラップを導入すると共に、丁度4枚だけ持っていたアピバールで対応するとする。蜂枚数に対し量が足りないし、第一満足にはに効かないと思うが(有効成分アミトラズは湿気に弱く毒性を失う、今は流蜜あり、新王養成群は連日糖液給餌もする)。
・午前中に、新王養成群にさらに花粉パティと糖液を投与してしまう。
・移虫枠を、あらかじめ新王養成群に与えておく。元来は有王群で新王養成を行う場合に、群のにおいに馴染ませるための作業?今回は無王群で行うから意味無い気がするが、念のため。
PMから移虫開始。
孵化して、なるべく間がない幼虫をすくって…
ぺたり。あらかじめ移虫先の人口王碗に、薄めたロイヤルゼリーを塗っておく。っておいふざけんな、すぐに乾くじゃねーかこんなの!
繊細な作業であるものの、幼虫がどんどん乾燥と低温で弱ってしまうため、スピードが要求される。一点白状しておくと、僕はこの作業に慣れていない(一回しかやったこと無いw)。移虫成功率に、ものすごく自信がない…
移虫する幼虫のサイズがバラけないよう気を使ったつもりだが、いざ小さく見えた幼虫をロイヤルゼリーからすくうと、氷山の一角とばかりに割と大きな幼虫がをすくってしまい閉口する事がしばしば。特に例のぷちキラーの幼虫でこういう事が多かった(花粉のストックが十分で幼虫の世話が行き届いている?悪天候だからって、花粉やその代用品は与えてないのだが…)。
移虫した群は、下記3群。成功率は…どう、なんだろうか。
・ぷちキラー:性格が悪いキレやすい事に目をつぶれば、清掃完璧病気知らずダニ知らずの優等生。とは言っても、こいつの目の前で草刈りしていて刺されないから、さほど荒い部類ではないと思っている。
・C6:名前は、対照群6番目って意味で、ハッキリ言って意味無い。掃除上手で、2月からの増群成績は素晴らしかった。しかも大人しく誰かさんと違いやたらめったら暴れない。
・U4:謎の男(unknown)から供給された女王蜂4番目。こいつダニに強いよとの事。カーニオラン系の血が濃いのか、黒っぽい。実際清掃完璧、さらにとっても温厚。なお、1ー3はチョーク病など嫌な病気をずっとし続けるポンコツだったので子孫は残さない。
地域柄、集蜜(まとまった蜜源が無い)や分封(さっさと群分割してしまう)に関してはおなざりにまってしまうが、そんなもの重視した所でオーストラリアやスロベニアの女王蜂には叶わないだろう。それらは将来余裕が出来た時にそうした女王を導入し改善できればと思う。
雄蜂はこの3群だけでは不足するので、考えて他群からも供給せねばならない。
とりあえず、一仕事やるにはやれた為ひと安心。明日からはこの新王養成群の世話と平行して、群分割までの間にこちこち働けるかと思う。
もーちょっと天候が良ければなぁ。
重要ではない?メモ
無香料の虫避けスプレーをしていたが、別段蜂は荒れなかった。
古ちゃん
鹿児島県
好き好きに蜂の世話しながら暮らしています。 奄美大島は日本国内に限ればニホンミツバチ分布の最南端の地です。暑くない時期は、自宅の外壁の割れ目にニホンミツバチが...
添付画像の移虫ピンは柔らかで先が曲がるタイプの移虫道具なんですね(^^)
2020/4/14 22:13
ハッチ@宮崎さん
コメントありがとうございます。中国製の移虫針です。プッシュ式?とでも言うのでしょうか…?
これしか使った事が無いのと、現状の僕が色々と実験する余裕が無いので、他のものは試してないです。
ステンレス製のカッチョエエ移虫針も存在します。養蜂家10人10色、竹ひごを歯で噛んで潰して使う。鳩の羽を細く切って使う…と、ニッチ故にカオス極まる世界と思っています。
2020/4/14 22:47
古ちゃん
鹿児島県
好き好きに蜂の世話しながら暮らしています。 奄美大島は日本国内に限ればニホンミツバチ分布の最南端の地です。暑くない時期は、自宅の外壁の割れ目にニホンミツバチが...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...