和蜂も棲む森創り　雑感　２０２０年７月１日　（水）　雨　森に入らず。

今年の３月、不動産業者から森を紹介された。

物件は凡そ３０００坪のこの森の中にあるらしい。

上の画像の真中辺りの７４５坪だと言う事だ。

勇気を出して、中へ入ってみた。その後分かった事だが、下の画像が赤道で公の道。

２～３歩進むのにも難儀な事だ。

不動産屋も売り主も境界石の明示義務を果たせず、登記簿売買になるそうだ！

不動産業者は地元で、お互い顔を知った仲だから、ここは信頼して前進することにした。

見せされた測量図をたよりに、グーグルで測定したら、物件の所在はこの森の中で間違いないと感じた。

しかしながら、森の中を探検すると、どこから入って来たのか、どの方向へ行けば外へでられるのか、思わず不安になった。

最初の休憩所はシートを敷いただけのものだ。それでも寝ころべる。

この時期はまだ、寒く蟻などは見られなかった。

地面はどこもかしこも杉の枝葉だらけ。ところが下の画像の様にツタウルシが蔓延っている。

森の中には杉の木が１５０本位はありそうで、ツタウルシ・キヅタ・テイカカズラが巻き付いている。

ツタウルシはウルシオールなどを揮発させているので、触らなくともカブレル（強い人もいる）。

最初の頃は長袖に皮手袋だけで、杉の枯れ枝などを手で運んだので、袖口からダニ等が素肌に入り込んだ。

今でこそ完全武装にしているが、それでも体中に被れの勲章が残っている。

治って行くのと、改にやられるのと訳が分からない状況となっている。

カブレル・痒い原因は

①ツタウルシ

②ダニ

③蟻

④ケムシ

⑤不明

一方、蜜源植物は少ないが発見したものは

①キヅタ　。。。。これは大量にある。

②ネズミモチ。。。。５本～１０本

③チャノキ。。。。。昔、この近辺でお茶の栽培もしていたのか、チャノキは多い。５０本以上

④ユズ。。。。。４本　樹高３ｍ以上

⑤ビワ。。。。。５～１０本

⑥ヤツデ。。。。。１０本ほど

⑦ウワミズザクラ　５本～１５本

林床の地肌を見せたので、早くもアカメガシワが芽吹いてきた。

これからの方向として、蜜源植物を移植していくのだが、先に杉の大木を伐採しておかないと、それらが倒れた時に蜜源植物を折ってしまうことになる。

杉の木を伐採していきたいが、営巣中の日本みつばちが１群いるので、余り派手な伐採はできない。この森はヤバイぞ。逃げろ～～

生き物たちはどれくらいいるのか分からない。

①ダンゴムシ　おびただしい数のダンゴムシ　数えきれない

②オオダンゴムシ　これは名前が分からない、ダンゴムシのようであり、３ｃｍ以上の長さ

③ミミズ　　　これも多い

④モグラ　　　ミミズが多いので困らないだろう

⑤アマガエル等

⑥アゲハの幼虫　　発見は１匹

⑦トンボ　　　　　２種類位

⑧蛾

⑨スズメバチ　　　モンスズメバチかキイロかオオスズメバチ

⑩日本みつばち

⑪ヒモミノガ

⑫キジ

⑬ヒヨドリ

⑭コジュケイ

⑮カラス

⑯アオダイショウ

理想の森　　　杉林ではなくて常緑樹と落葉樹を高木・低木を織り交ぜて、蜜源植物だらけの森にしたい。

３～４ｍ間隔で杉の大木が植えられていた。

台風で倒木が結構あったので、間隔が広くなっている処が増えつつある。

理想の森

１００歳までまだ数十年もある。

幸せな事だ！