今日は雨で、分蜂しないと思っていたら、午後から雨も上がり太陽も雲間にちらちら、やばいな~~、雨上がりなので東風びゅうびゅう~、それでも分蜂しました。風に流されながら、隣家の風のこない高い木の枝に留まり、捕獲を断念しました。元気に暮らしてね。
他所でも同じだと思い確認すると、何と2箱で分蜂していました。とりあえず1箱の群を取り込み、もう一つを調べると、どうも女王が巣内にいるようで、蜂達が巣箱の周りにべっとり、仕方がないので巣箱を傾けて、巣内の匂いを周りに振りまいて、本巣に戻ってもらいました。明日にも、また出そうな感じです。
巣箱に取り込んだ群を、自宅に持ち帰る前に、周りの巣箱を確認すると?? 静かな巣箱、コンコンと巣箱をたたいても反応なし、巣内を覗くとすっからかん、そうです、取り込んだ群はスムシに耐えきれずに逃去するために留まった群でした。この群は、昨年の秋からスムシの影響を受けており、冬前に、重箱の一番上を除去して、巣脾もカサカサの部分を取り除きました。この時期、花粉もせっせと集めていたので、スムシの影響を受けながらも、また、分蜂できなくても勢を取り返すかと楽観していました。しかし、逃去という選択をしたようです。逃去した巣箱には、生まれたばかりの蜂が取り残されており、全員新しい巣に入ってもらいました。
上の画像の白く映っている所は、スムシのトンネルです、縦横無尽に繋がっています。スムシが慌てて高速(笑)であっちこっち移動しています。完全にスムシの世界ですね。
上の画像真ん中左側にスムシが出てくる様子が移っています。このように、スムシは両方の巣房の真ん中に住んでいて、何とも憎いやつです。 まだ、巣が繭のように綴られていないので、分蜂した蜂達も多かったです。夏頃でしたら、産卵も留まっていることもあるので、逃去群は少なくなるようです。
さて、同じ場所に取り込んだ巣箱を置いたのですが、気に入らず、明日はさようなら! かもしれません。