今後、巣箱を置かせてもらう場所を探すにあたり、都心のベッドタウンでは理想的な環境は少ないと思われます。そうなると気になるのが猛暑対策。空の巣箱を利用して、さまざまな方法を検証しております。
こちらがモデルハウス。
日当たりの良い砂利の駐車場スペースでのテストです。この何も対策していない状態で先日の最高気温37.4℃の時、天井内スノコ上の室温は52.9℃!にまで上昇しました。
翌日は最高気温33.8℃で、モデルハウス室温は48.1℃、、、、何もしないとこの有様。
そこで屋根を発泡スチロールに変えて、巣箱の横に板厚5ミリのベニヤ板を取り付けました。角材が足となり巣箱側面との間に2センチの隙間どなります。日差しが当たる2面にネジ止めです。
これで、最高気温32℃の時、室温は36.5℃となりました。
次に、遮光ネットを簡易設置。ダイソーの遮光ネットを二枚重ねです。
これで、最高気温31.8℃の時、室温は34.9℃となりました。
簡単にまとめると、
1)何もしない→最高気温よりおよそ15℃上昇
2)発泡スチロールと板→およそ5℃上昇
3)さらに南面に遮光ネット→およそ3℃上昇
猛暑でも、最高気温が32℃程度であれば、この程度の日差し対策でなんとかなりそうな気がしました。
しかし、可能ならば気温と変わらない室温にらなるような対策を取りたいので、次はもっと大掛かりな遮光を設置してみます。
途中経過でした。
なお、この検証は空の巣箱によるものなので、ミツバチが入居している場合は、ミツバチ自体の発熱と扇風行動により変わるものと思います。