蜂からみた花の世界(佐々木正己著)は紫色の花粉を付けたセイヨウミツバチの写真が掲載されています.”補助蜜源とされているが,ほんとうにミツバチがミツバチが蜜にアクセスできるのか未確認”とあります.
私もこの紫色の花粉ダンゴを是非見てみたいと思い,クサギの花が咲くとあちこち見て回りますが,残念ながら今まで見かける機会がありませんでした.
訪花するのはキムネクマバチ,タイワンタケクマバチやアゲハチョウの仲間(クロアゲハ,カラスアゲハ,モンキアゲハ)などが主です.
今日は早朝少し時間があったので,すぐ近くの川へ出かけて見たところ,少数ですがセイヨウミツバチが訪花しているのが確認できました.クサギは堤防の内側に生えているので,橋の上から見るとすぐ目の前に花があって観察の適地です.幸運にも紫入りの花粉ダンゴを付けて飛ぶ姿を撮影できました.
応募画像をトリミングしたもの
クサギは名前のとおり葉を揉むと臭い匂いがしますが,花は良い香りがします.長い雄しべの先に紫色の花粉が付いています.
吸蜜していると思われる画像