これまで機会がなかった西洋ミツバチを入居させる羽目になりそうです。毎年リンゴの丸太を薪にするということで、剪定枝を頂いている近所のリンゴ農家さんから、蜂がいるからどうかして、とのお知らせが3日前にありました。現地を見てみると木製のリンゴ箱の隙間から西洋バチが出入りしている。
開口部を向かい合わせにした、合わせ目のづれている部分が巣門である。僅かに巣も見えるようだ。向こう側だけでなく手前側の箱にも巣が有ると思われる。
即答は避けたが何とかしなければならない。この群は先月初めに分蜂群としてこの家の近くで騒ぎを起こした群と同じであろう。通報により巣箱をもって駆け付けたが西洋バチの小群であり、崖上のバラの枝に蜂球を形成していた。西洋バチと知って途端にやる気が失せてしまったが、一応巣箱に出来るだけ落とし込んだが完全ではない。巣箱をすぐ脇に置いて残りが入ることを期待して自宅で待機(暑い夏の日、こんな日に分蜂するなんて という気持ちで)。2時間後に戻ってみると、通報人がどこかへ飛んで行ったという。良い引っ越し先が見つかればそれはそれで結構と納得。
その引越し先がここであるがこれでは越冬は出来そうにもない。我が家に来てもらっても確実ではないが給餌をしたり断熱をしたりとか、それなりの支援をしようと決め収容作戦を練っている。リンゴ箱の上側の板を丸のこで切り、それをか式の巣箱に入れ、移動中はトップバー部分を巣箱に固定という方法を決めた。これまでの1か月でどの程度の巣の成長があるか不明だが、これから冬に向けて新たな課題を突き付けられた格好である。日本ミツバチだけでもまだ右往左往しているのに世の中そんなものかと。これは無謀な挑戦となるかも知れない。
元群はどこであろうか。川向こうの西洋バチは10群くらいであるが、今年の豪雨で蜂場へのアクセスが不可能かも知れず、その場合は放置の可能性ありとみている。2方向の行き方があるが片側は不通となっていた。こちらか或いは今年初めに新規就農者が30~40群で養蜂を始めると知らせがあった、4~5㎞離れた別方向から来たかもと想像を巡らすが余計なことかも。しかし元群の所有者にはそれなりの管理をしてもらわなくては、今後も同じ問題が起こりかねない。
初めての経験ですので、皆さんのご支援があれば助かります。