蜂友さんを通じて、何か調子の悪い日本みつばち巣箱があるとの相談がありましたので早速蜂体サンプル採取を指示し~家畜保健衛生所駐在員に検査を依頼したところ、
「器官にアカリンダニ感染が診られました」との回答がありました。
平成29年4月に分蜂群が入居~今年6月末に3リットル蜂蜜離蜜された群でしたが、8月末に出入り少なく徘徊蜂があった巣箱でした。
伝搬経路は不明で自宅庭ツツジ横と軒下に飼っておられる他の2群からもサンプルをいただき追加検査依頼予定です。
感染群は内検の結果巣脾の様子や蜂数から診て再起不能であろうと判断しましたので、他群からの盗蜂侵入や他群への入り込みなどで感染が広まる懸念があることから、自主消却処分させていただきその旨(代理)届出でしたところです。
このところ日本みつばち飼育者が増えて来たので、分蜂群の入居がなかった方が他地域から持ち込みをしたのかなぁ⁉ など感染経路確認のため情報収集中です。
宮崎県では昨年県北で感染群が確認(その際も自主消却)されてはいましたが、その後感染拡大なく過ごしてきました。疑わしい事例は宮崎38会の場で聞きましたのでいよいよ本格的にメントールでの予防が現実味を帯びて必要となりました。