今期、孫分蜂を含め16群(うち8群はこの女王から)を世に輩出しこの世の春を謳歌した、越冬女王の群が消えました。昨日、内検したばかりでした。
うまいこと第一分蜂群の第一夏分蜂が捕獲できたので、巣枠式で飼っていたのですが、なかなかブリンブリンなお尻をしていて「ビヨンセ」と呼んでいました。
ところが今朝、まったく蜂の出入りがありません。ぎょっとして蓋をあけたところ2ミリもない小さい蟻の大群に襲われており、一晩で幼虫も蛹も放置したまま逃居しました。
昨日までは何ともなかったのですが、底板には数十匹の蜂の死骸が、巣房から出てきたばかりの羽化したての蜂にも蟻が群がっていました。アリによるものか分かりませんが、蜜は全く残っておらず、逃去した模様です。
ちょうどフリードリヒ1世を題材にしたコメディ小説を読んでいたのでモンゴル帝国に蹂躙されるのはこんな感じか、と思ってしまいました。
6/25,4日前に逃去群らしき巨大な群を捕獲したばかりで、一増一減です。