チェンソーを振り回すのは性に合っているのかな？
亡父は大工だった。
私は子供の頃から父の手伝いをして、柱に穴を掘るのを手伝った。
幾らだったか忘れたが５円とかご褒美を頂いた記憶がある。
しかし、上手く掘れないで穴が汚いと当然怒られた（笑い）。
鑿と手ノコギリが主な道具だったが３年前にチェンソーを買ってからは、強力な武器がすっかり気にいっているようだ。
どんなチェンソーが良いのかは分かっていなかったが国産やまびこエコーの有効刃渡り３５ｃｍを使っている。
その内に壊れるだろうと思っているが今の所壊れる様子はない。
おっとり流のメンテナンスは長期間使わない事を避けて時々は使う様にする。
作業の合間に日本みつばちを見ながら寝転ぶ台（ベンチ）がある。
そこに寝転んで南を見上げると太陽が樹幹に収まっている。
もしかしたら昨日伐倒した杉がここにあったのかも知れない。
太陽高度が毎日少しづつ高くなって来ている。
太陽の両側の杉は近々伐倒するのでまた、景色が変わってくるだろう！
今日は寝転んでいて眩しかった。やはりあの位置に杉の樹幹が有ったのだろう！
撮影する場所はいつも決まっていないので、これからは定点撮影もする。
タダの切り株。
切りたい杉は１０本位あるが、最初にする事は腐りの程度を調べる。
下の写真は同じ木。
左が皮を剥ぐ前、右は剥いだあと。
これと樹幹の量と全体の傾きを見て、どちらに倒れたがっているかを判断する。
ロープとか利器を使わないので重心・伐倒方向を出来る限り正確に読む。
力技で無理やりとある方向へ伐倒しなくてはならない事は少ない。
まだ未開発の森だから電力会社の電線は無いし、住宅も無い。
あるのは日本みつばちの巣箱だけ。
皮を剥ぐと黒蟻の群が出て来た。
これらが蜜を人に提供してくれたら、もっと別の見方をするのだろう。
同じ昆虫なのに、、、
１匹？羽があるのが居た。女王蟻かな？
伐倒するけれどこのまんまでゴメンネ。
その前に皮を剥いだので引っ越しするかも知れない。
人が何かすると他の生き物たちは迷惑がかかる。
次は右側の杉、↑の蟻が居る杉を西へ倒す。
当然西風のある時はしない。
風の無い日に行おう。
遠くから見ると、、、ターゲットは右へ既に傾いている。
同じ木を反対側から見た所、黄色の〇がターゲット。
南の森の中に入って見上げたら２本の杉がぶつかりあっている。
その時にぶつかり音が聴こえた。
今日は７m/秒の強風なので林床を片付けて逃げ道を作っていても高い所から「ガチん」と音がすると冷や汗がでる。
音が出ている木が腐った大木ではなさそうなのでちょっと安心した。
しかし森の中に安心などは無い！
↑の揺れている動画は別の日誌、下記参照。
今日は片付けだけで伐倒をする心算ではなかったが、上の画像の左三本目と四本目の間に直径２５ｃｍ位の腐り木を見つけた。
邪魔だからそれを伐倒した。
受け口を切っても、カスカス状態でこれでは受け口の機能をするだろうか？
ちょっとだけ深めに切って、この後、追口を切った。
これは細い木なので誰にも長距離監視役を頼まなかった。
一人作業は禁止ではあるが一人だと気ままにおっとりした気分で行えるので案外事故は少ない。、、、？？？？？？？ ？？？？？？ かな？
兎に角完了。
倒したところ、腐りが激しい。
作業に必要な時と安全の為に必要なところは輪切りして行く。
今、やらなければならない事だけを行い伐倒後の後片付けはその内に行えばよい。
杉林の中に運よく潰されなかった寒椿？の花が咲いている。 嬉しい！
林床の整備をしていると知らない？木が出てくる。
ゴンズイだったらツマラナイな～～！
何だろう？
明日は風が弱く晴れるので森へ入るだろう。
おしまい。
