巣板が右側の壁に到達しました。手前にも迫って来ていて、次回(10日後)の内検では扉を閉める時に周りに溢れたハチを挟んでしまいそうです。左奥の天井の隅から造営が始まって、ちょうど今が窯内部のボリュームの半分を占めてきた感じです。スムシも相変わらず床の隅っこにクズを集めて袋状の巣を作っている程度なのですが、床に落ちた巣屑をスムシがわざわざ集めて袋を作ってくれているので、袋を撤去するだけで手間が省けます。実は監視の目をすり抜けて巣の内部でやりたい放題のスムシが存在するのかどうかは、外から見ても判別できないので、入っていないことを祈るばかりです。
巣を覆っているハチの密度は最初の頃とほとんど変わっていないように見えます。それはきっと巣が大きくなって表面積が増えたから、巣の表面積に比例して、ハチの数も増えていて、それ以上の数に増えないようにバランスしているようにも見えます。もちろん壁に広がっているハチも多いのですが、気温が低い夜には多くのハチが巣を覆って保温しているように見える時もありました。
もう少しするとスズメバチの襲来が始まるのでしょうか・・・中には入れないようになっていますが、仕事から帰って来たハチたちが襲われないように気を引き締めていきたいと思います。
↑の写真は煙突に向かう部分です。ここは空気の流れも良いので涼しいのかも。