ステンレス板まで下がって来たところで下への巣作りは止まり、今度は右方向に広がり始めました。あと少しで右壁に到達します。手前にも迫って来ています。いちばん手前の巣板(写真左上)は角度が他と平行じゃなくて、少し斜めに張り出しているように見えます。
ハチたちは相変わらず花粉を運び込んでいますので、子育てもしているようです。この巣が秋までにどれくらい大きくなるのか想像もつきませんが、窯が巣でいっぱいになったらそのあとはどうするつもりなんでしょうねぇ。でも、容積の感じはまだ半分くらいしか来ていないので、ゆとりは十分あると思っています。
スムシがクズを集めてパイプ状の巣を作っていたりするのですが、窯の中はほとんど隙間がなく、あるとしても部分的にレンガにできた細い亀裂をかろうじて頼りに張り付いていたので、掃除機で綺麗に吸い取ってやりました。木のように食い破って穴を開けたりできないので、スムシのことだけ考えればレンガは有効な素材なのかもしれません。でも重箱式とかで作ったら重くて継ぎ箱などの時に大変なので、現実的ではないと思います。吸湿性に優れていることは間違いないと思います。