いつもより早く目が覚めた雨上がりの朝。
犬と猫の餌をあげて、庭に出た瞬間、目に入ってきたもの。
いつもの光景が何か違う!
離れの屋根下に何か…
ああ、こんな早朝に分蜂している!!
あんなに分蜂板をいっぱい作ったのに、なぜかあんな高い屋根下に⁈
一人ではどうにもならんと思い、パニック気味で夫を起こす。「分蜂や!分蜂!ぶぶんぽう!」
しかし、脚立も届かない位置で虫取り網も小さ過ぎる。二人とも初めて体験に興奮とパニックで、どうにもならないもどかしさも混じりやや揉め気味になる…。
「どうにもならないから、巣箱を近寄せてみたらどうかな?」と夫。
探索蜂に一番人気だった巣箱を寄せると、あれまぁ、蜂達から入っていった。
このまま居着いてくれますように。
元巣の蜂さんたちは、何事も無かったように、蜂数もさほど減ってなさそう。
仕事中に分蜂したら諦めるつもりだったが、いいタイミングで分蜂。
親孝行な蜂さんたちであった。