西洋ミツバチの飼育についての矛盾点や疑問
こんにちは！
日本ミツバチの養蜂初心者ですが 西洋ミツバチについての疑問等 質問させてください
あるYouTuberの方の投稿に 西洋ミツバチは飼わないように！との動画がありました
それについて 自分なりに色々ネット等で調べました
西洋ミツバチとは いわゆる外来種で 日本ミツバチにも 多少影響を及ぼすことがあり(盗蜜など) 今 あちこちで西洋ミツバチで みつばちプロジェクトなるものがあって いかにもミツバチで自然環境を守るとか関心を持ってもらうとか NPO法人なるものが ありますが それっておかしな話だと思うのですが …
何故それを 在来種の日本ミツバチでしないのでしょうか？
そもそも 西洋ミツバチを飼う事は YouTuberの方が言っておられるように やめた方が良いと思うのですが…
(ここで言う 飼う とは 皆様が日本ミツバチでされてるように 越冬 分蜂 分蜂捕獲 等)
蜂蜜を採蜜したり(蜂蜜販売の為) 野菜 果物の交配の為にされるのは良いのですが 西洋ミツバチの野生化に繋がるようなことは なるべくしない方が良いのではと思っています
西洋ミツバチは そもそも外来種です 今はまだ影響は少ないと思いますが そのうち西洋ミツバチも日本の環境に慣れて野生化し 在来種の日本ミツバチを脅かす存在になるのでは…と心配しています
これは 私個人の考えですので 色々な人の考え方や 意見など あると思いますので お聞かせください
こんばんは！
日本ミツバチを守ろうさん。
改めてこちらにコメント記入します。
西洋ミツバチ養蜂が盛んだった昭和の時代、平地にはあちこち養蜂場があり、蜜源の競合その他で集蜜力のある西洋ミツバチが日本みつばちを山間部に追いやり、身近に日本みつばちを見付けることは少なく私自身その巣を見掛けたのは人家屋根裏から出入りするのを発見した中学２年の頃1度だけ。
同級生宅に住み着いた蜜蜂群が全面し、その中から大型の個体を見出だして持って来てもらい、初めて見た日本みつばち女王蜂は今も私のお宝標本となっています。
平成に入ると蜂蜜の輸入自由化で毎年やって来た北海道からの移動養蜂家さんの姿もなくなり、養蜂場も少しずつ消えていきました。これは2008年頃から蜜蜂に甚大な被害を与えたネオニコチノイド系農薬も大きく影響していたと考えます。
残量農薬で蜜蜂の病気に対する抵抗力が極端に低くなり、反対にダニは薬剤に対する抵抗性を獲得して益々蜜蜂飼育は難しくなりました。
西洋ミツバチが減るのとは反対に、山間部から本来の棲息域に戻ってきた日本みつばちは人々の目につくようになり、今の飼育ブームになっていったのです。
絶滅危惧種とまで言われた日本みつばちの生命力は、アカリンダニ害も克服しつつある昨今ですから、土着の野生みつばちとしてこれから益々繁栄していくものと思います。
先ず、セイヨウは家畜として採算ベースに近く、ニホンは全く採算がとれない、つまり、セイヨウなら商売に出来るがニホンだと全く商売にならないことが現実としてあります。
自然の中の蜜蜂の意義はポリネータとしてなので、セイヨウ・ニホンを問う訳で無く、多少の優劣はありますが、略、同じと思って間違いではありません。
ですから、普及しないのは単にニホンが儲からないからに他ありません。ニホンで養蜂しても暮らしていけないのです。年収300万が最低ラインだとしても300リットルの収穫が必要です。巣箱百箱が最低ラインです。しかも無理に採蜜すると逃去したり、毎年、採蜜ができる訳ではなかったり、実際に必要なのは二百箱とかになると思いますが、管理もできないし、置く場所さえ確保が難しいと思います。
セイヨウでさえ、実際、蜂蜜の殆どは輸入で国内では採算ベースにのせるのが難しい状況です。
お金にならない活動はNPO等でも法人にはなり得ないのです。非営利のボランティア団体なら可能ですが、社会にも行政にも推す力が小さくなります。(あんたら趣味でしょ? こちとら生活掛かってんですけどね。あぁ、あちらはちゃんと納税してくださいますもんねぇ、、)
現状、セイヨウは野生化しても、オオスズメバチに駆逐されるので大繁殖して、在来種であるニホンを脅かす所まではいきません。外来種であるが故、オオスズメバチと云う驚異に対して有効な対策を持ってないのです。
セイヨウは家畜、ニホンは野生種と云う理解で良いと思います。
意見として、1、西洋ミツバチの野生化について、現在野生化はない、今後100年は無いと思われる、
2、西洋ミツバチが居なくなるともしくは不足すると、花粉交配で使用されている、玉ねぎ、人参など、野菜スイカ、メロンなどの花粉交配が出来なくなり、農家の所得減、食卓から野菜が消えることになります。(物価高騰のトリガーとなり年金生活者は大変なことになることも考えられる)
3.ミツバチの最大の特性、蜜を集める行動について、各種ミツバチの好みにより、競合する花が多くないのでは？、レンゲも外来種の為日本ミツバチは得意ではないように見受けられますね。各ミツバチの採蜜時期も違う。
4,盗蜂(盗蜜)について、お互いに行っている行為で一方的な事ではない
原因は蜂ではなく、結果としての盗蜂である、誘引や要因は別にある(原因は被害にあう方の飼育管理不足) 他人のせいにするのは楽なのでネット世界では共感を得やすいのではないですかね。
はじめまして、
セイヨウミツバチを飼育する理由は、飼育ノウハウが確立されていて管理がしやすいということと、採蜜量が多いという事だと思いますよ。
◯◯ミツバチプロジェクト等の方々は、飼育を継続出来たら、ほぼ確実に、その蜂蜜を販売していますからね〜。
なので、趣味ではなく、商売目的だと個人的には、思っています。
そういえば、セイヨウミツバチの養蜂をしているYouTuberのお姉さんが、ミツバチかわいい♪と言っている一方で、蛹を針で刺している光景が、衝撃的だったのを覚えています。
こんばんはー
何故日本のみつばちプロジェクトに西洋なのか？
（Ａ）それはPRに蜂蜜の販売を利用しているからでしょう
西洋みつばちは家畜ですから一定量の蜂蜜を確保出来ますが、日本みつばちは家畜では無いので、大規模販売となると難しいのでしょうね
私も日本みつばちと西洋みつばちの両養蜂をしています
大阪府から許可を得て日本みつばちの保護活動をしています
自然巣に西洋みつばちが居れば駆除、日本みつばちが居れば保護しその地域の養蜂家へ託します
西洋みつばち養蜂はご近所のご高齢の趣味の養蜂家のご家族が飼育出来ずに私の蜂場へ持ち込まれ、仕方が無く西洋みつばち養蜂をしています
両方飼育して分かった事は…
⚪︎まず西洋みつばちは家畜なんですね
集蜜は日本みつばちの3倍以上あります
花粉の持ち込みも驚くほど持ち込んできます
まる日本みつばちは非常にマイペース？
集蜜も花粉の持ち込みも西洋みつばちに比べ控え目ですw
そして盗蜂は日本みつばちも西洋みつばちも両種共に盗蜂をします
みつばちは盗蜂癖がある生き物だと思っています
私のお付き合いのある養蜂協会の会長さんは西洋みつばち養蜂のプロが自然分蜂させてしまう事は恥だと良く言われます
また通常西洋みつばち養蜂は1回あたり2ℓほどの糖液を給餌しますので、他のcolonyへ盗蜂へ行く事はほぼありません
私の蜂場で盗蜂へ来るのは西洋ではなく日本みつばちの方が多いように思います(^^;;
西洋みつばちが野生化し越冬しているのはこのサイトでも日誌をUPされている方がいますよ(ｰ ｰ;)
偶に見に行って貯蜜だけ採る事を繰り返されている様に思います
日本みつばちは私の蜂場でほほぼ逃去した事はありません
これもケア次第だと思います
西洋みつばち養蜂家にも色々な方が居られますからね…全員がそうでは無いのですが自然分蜂は困りますね(-｡-;
ハウスの受粉はどれどれ箱の人工女王フェロモンでコントロールされたワーカーだけでは？女王蜂は居ないのでは？
ハウスで受粉させられた西洋みつばちはシーズン終わりにはボロボロになっているイメージがありますね
