逃居した群れの残された巣を見たら中で20-30匹程度の蜂が巣に頭を突っ込んで死んでいた。なぜ？？？

かなぶんさん　こんばんは。　残念ですね。残り蜂は、５０匹程度では、温度が保てず、凍死してしまったのでしょう。巣房に頭を突っ込んで死んで居る時は、凍死が多いです。
気になるのは、逃去ですか？　他に死蜂は全く居なかったのですか？
貯蜜が残っているのに、殆どの蜂が居ないというのが気になります。殆ど全員で逃げる時は、相当慌ててない限り、殆どの蜜を持って行くでしょう。半分も残すというのが？？
確実に、群として存在していたのは、いつ頃ですか？年が明けてから内検していますか？　もしも、長らく内検していない様でしたら、蜜を残して消滅するのは、アカリンダニ寄生も考えられます。
何らかの理由で、スムシが発生したり、カビが巣箱内に蔓延ったり、住みづらくなったという事もありますが、訳もなくの逃去は在り得ないですよね。
いずれにせよ、逃去でもダニ寄生でも、今回の原因・要因等、問題となる事は何だったのか、少しでも分析しておく事が、次の飼育に役に立つと思います。

かなぶんさん　おはようございます。

群れの消滅　お見舞い申し上げます。

この最後に残った５０匹程度の蜂はれりっしゅさんが言われるように、群れが少なくなり、暖をとれなくなったことでの凍死だと思います。

ただ、本来の原因は❓　これが一番の問題と思いますが『逃居』ではないと思います。このように寒い冬の時期に逃居することは群れの滅亡を意味しますので、ミツバチもそれほど無謀なことはしません。

１か月前の内検で巣箱内を見ていないようですが、この時すでに、蜂数が減っていたのではないかと推測します。

減った原因がダニ寄生なのか、他の要因なのかはここでは良く分りませんが死んでいる個体を家畜保健衛生所で調べて戴くことも可能かと思います。

アカリンダニに寄生された個体は徘徊することもありますし、ちょっと元気な個体は暖かい日に外に飛び出しますので、周囲をよく観察すると死骸が落ちているかもしれませんね。

まもなく春の分蜂シーズンを迎えますので、気を落とさず新たな群れの確保に希望を持ちましょう。

かなぶんさん　おはようございます。

お見舞い申し上げます。

れりっしゅさん、papycomさんも言われている様に凍死だと思われます。

女王不調？アカリンダニ、等で蜂数が減り巣箱内の温度が保てなくなり寒いから巣穴に頭を突っ込んで・・・？

蜂数が減ったら減箱、防寒対策をお勧めします。

先日消滅した群れです。

頭を突っ込んでいる蜂はいませんでした。

一日も早く家畜保健衛生所で蜜蜂を見てもらってください。

先ずは皆さん仰る通り、逃去ではなく凍死です。人間でも雪山でビバークの環境が生死を分ける様に熱を奪われず体温を維持できるかが鍵です。女王を含めた一時的な不調なら、貯蜜があったのですから、減箱となんなら暖房とかで乗り切れた可能性はあります。

とここまで最後の要因ですが、真因は二つ考えられます。数が減ってしまった要因になりますが、秋に十分な数が減ったとすれば女王よりアカリンダニを含めた病気が疑われます。逆に秋に増やせなかったとすると女王の不調や寿命とも考えられます。女王蜂の寿命は3年と言われてます。春分蜂で入居した女王は既に1歳以上だとすると1回越冬できれば御の字、次はもう無理だろうな、です。新女王とて2回越冬すれば、次はもう危険です。寿命を全うするばかりでなく病死もありますし、総じて1/3以上は消滅する確率になります。何れにしても減り方がポイントだと思います。

こんばんはー

⚪︎先ず流石に冬季気温が低い時期に逃去する事は無いかと…

冬季に逃去する事は蜂の死を意味しますから逃去は可能性は低いですね

みつばちは社会性を持つ生き物ですから、colonyが崩壊するような行動は基本しません又巣房に頭を突っ込んだり、身を寄せ合って死ぬのは凍死です(但し箱に人為的に保温や温暖な地域、消滅直前迄暖を取れる蜂数が居る等の場合、巣房には頭を突っ込んだり、身を寄せあう事無く凍死する場合もあります)

(colonyが崩壊した原因？)

①女王不調or無王

不調の場合復活する事もあり、又無王となる前に変成王台を作り女王蜂の更新をする事もあります

ただ日本みつばちの場合西洋みつばちに比べやや変成王台を作り難い性質の様に感じております

私の群でも今まで変成王台を見たのは2回だけです

この場合時期にもよりますが、最期まで産卵をしていたなら貯蜜はかなり減って居る筈

早い段階で産卵をしていなければ貯蜜は減ってはいるもののそこそこ貯蜜が残る

蜂数が多ければ貯蜜の消費量も多く必要となります

②ダニ寄生

この場合は暖かい日中に確認すれば巣を遠ざかる腹部膨張徘徊蜂、Kウイング、たむろ蜂、下痢等の症状が見られます

徘徊蜂↓

たむろ蜂↓

女王蜂が寄生され、or女王蜂が健在でも保温出来る蜂数が無ければ消滅

ダニはある程度の予防や治療は可能です

まぁそれも女王とワーカー次第

女王蜂はダニ寄生され難い？コレはただの都市伝説でcolonyへダニ寄生が蔓延すれば老齢蜂であってもダニは寄生します

③ノゼマ病

秋と春によく見られる

腸から検出し染色したノゼマ↓アピス

巣門付近や箱全体、巢板に流れるような下痢が付着し、腹部膨張、Kウイング、巣を遠ざかる蜂(徘徊蜂)、たむろ蜂、縞模様が薄れ、巣門前にも死蜂が多数出されます↓

時期によっては復活可能

私の経験では早春に罹患した群は新蜂が生まれて入れ替わる為復活する事が多く、秋に罹患した群は外気温が下がり産卵も低下する為消滅する可能性が高くなります

④その他ウイルス感染等

みつばちは土に近い生き物ですから沢山のウイルスを持ち込む可能性があります

そのウイルスも毒性の強いモノから弱いモノまで様々

みつばちは病気になるとほぼ全て似たような症状が見られます

みつばちは社会性を持った生き物の為、体調に不具合を感じればcolonyへの病気等の蔓延を防ぐ為、巣を遠ざかる行動をするのです

※腹部膨張、徘徊蜂、下痢、k wing、たむろ蜂

この行動を見掛ければ早急に家畜保健所へご相談される事をお勧めします

またみつばちの異変は必ず2ヶ月ほど前から見られる事が多いです

その異変に気がつけば面倒な手間無く楽にリカバリー出来ると思います

何事も予測して対策をする事で持続可能な養蜂へと繋がると考えおります

但し、ウイルス感染等は予防をしていても感染持ち込みをします

毒性の強いウイルス感染については早期の箱終いあるのみ

(今回崩壊した理由として可能性の高いモノ)①or②

③巢板や箱の状態から判断しノゼマの可能性は低いように思います

ダニもノゼマもご自分での検査は可能です

死蜂は野鳥が捕食する為、見掛けない事もあります

巢板や箱状態、蜂数、産卵育児の有無と女王の産卵不調、無王、ダニ寄生あたりの可能性が高いと思われます

解体する時に女王蜂の確認はされましたか？

有王の場合蜂の塊の近くに居ると思われます

居なければ早い段階で無王となったのでしょうね

念の為　箱は煮沸消毒される事をお勧めします

蜂蜜が残され蜂が頭を突っ込んで死んでるのは　凍死です

女王寿命により産卵停止　蜂数が減り保温を出来なくなり凍死です

蜂の寿命は2年から2年半です

第一分蜂は　半年か1年半ぐらいで寿命を迎えます

管理されて3年目になる分蜂は自然界にお帰り頂きましょう

秋になってハチ数が次第に減って、最後に少数残っているハチは温度が保てないので動けなくなり、ハチのいる所の蜜を食べつくしてしまうと、ちょっと離れた所の蜜も食べにも行けなくなって餓死するというのはアカリンダニによる典型的な消滅パターンです。